[ ibushigin records ]
2008♪Goin’ Down♪The Tubes♪ザ・チューブス
2008
☆ thetubes.com, Official Web Site of The Tubes
♪ White Punks On Dope - The Tubes
只今、お気に入りのCDは、ザ・チューブスのA&M時代の2枚組ベスト・アルバム「Goin' Down」。時代時代の音楽トレンドに左右され、バンドの名前は昔から知ってはいたものの、ついつい聴いてなかったサンフランシスコ出身のバンド、ザ・チューブス。 ふ〜ん、ふっふ、ふぅ〜「秋のテトロンは帝人です」の渋いラジオCM、日本人ディスク・ジョッキーの他愛も無いおしゃべり、そして「それでは皆さんご紹介します、サンフランシスコ・ヒア・ウイ・ゴー!」とのオープニングに誰もがギョッとする、75年のデビュー・アルバム「The Tubes」は、アル・クーパーのプロデュースだったとはまたまたビックリ! マリアッチ風のかなり戯けたナンバー、オッ、レェー「Malagueña Salerosa」、ねっとりとドラマティックな「What Do You Want from Life?」、変態的な狂おうしさが気持ちいい「Boy Crazy」、ニナ・ハーゲンやモトリー・クルーがカバーした豪快で愛すべきロックンロール・エクスタシー「White Punks On Dope」。76年「Young and Rich」は、デヴィッド・ボウイやディーヴォでおなじみケン・スコットのプロデュース。近未来的な疾走感がたまらない「Tubes World Tour」、エロいお姉さまが艶かしく囁くロカビリー風「Don't Touch Me There」、クールでソウルフルな「Slipped My Disco」。77年「Now」は、ヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレーターやジェネシス、ロキシー・ミュージックなど、主に英国プログレを担当してきたジョン・アンソニーがプロデュース。ジャージィーにお洒落にセンスが光る「Smoke (La Vie en Fumér)」、しっとり陰りあるキャプテン・ビーフハートのカバー「My Head Is My Only House Unless It Rains」、ロックンロールの素晴らしい魔力が爆発「I'm Just a Mess」、ハリウッドを感じさせるゴージャスなリー・ヘイゼルウッドのカバー「This Town」、圧倒的なパワーで迫り来る「Pound of Flesh」。79年「Remote Control」は、トッド・ラングレンのプロデュース。変態度も増すケレン味たっぷりかつポップな「T.V. Is King」、ディスコティックでロマンティックなナンバー「Prime Time」、官能的でソウルフルな「Love's a Mystery (I Don't Understand)」、ハチャメチャに騒々しいロックンロール・ラップ「Telecide」と、まるでトッドのアルバムかと思わせるくらい彼がしゃしゃり出て好き勝手に遊んでいるが、うっとりさせる流れが素晴らしいトータル・アルバムです。81年「T.R.A.S.H. (Tubes Rarities and Smash Hits)」はレアリティーズ集。胡散臭さ満点のディスコ・ナンバー「Drivin' All Night」、キャプテン&テニールの大ヒット・ナンバーも茶化されちゃった「Love Will Keep Us Together」、さらに如何わしさが増した「White Punks On Dope (Part A, Part B)」。そして、音楽雑誌で見たギョッとするド派手でセンセーショナルなチューブスのライヴ・ショット、この興奮ステージからも期待度が高まるライヴ盤は、78年「What Do You Want from Live」。グラマラスに迫る熱狂の「Mondo Bondage」、パトカーのけたたましいサイレンが鳴り響き、ドラグネット、ピーター・ガン、ペリイ・メイスン、アンタッチャブルとハードボイルドなテーマ曲が続く「Crime Medley」、前曲「I Was a Punk Before You Were a Punk」の流れを汲んでパンキーなビートルズの「I Saw Her Standing There」、汗びっしょり興奮の坩堝と化す「White Punks on Dope」で幕を閉じる。 さて、チューブスによるキャプテン&テニールのカバーにはビックリさせられちゃいましたが、他にも思わぬアーティストの思わぬカバーがありますよ。 フランク・ザッパはレッド・ツェッペリンの「Stairway To Heaven」をウィットにカバー、怒濤のギター・ソロをホーン・セクションに任せて熱くする、ロキシー・ミュージックは82年のヨーロッパ・ツアーでニール・ヤングの「Like A Hurricane」を披露、フェリーさんの新妻のリクエストだったとか…? ニール・ヤングはブッカー・T. & ザ・MG'sをバックにオーティス・レディングの名曲「(Sittin' On) The Dock Of The BayTime Is Tight」をヘロヘロにカバー、ロス・ロボスはビートルズの「Tomorrow Never Knows」をサイケデリックに、クリームの「Politician」をどす黒くハードにカバー、デヴィッド・ボウイはスプリングスティーンの「It's Hard To Be A Saint In The City」を華麗にカバー、リッキー・リー・ジョーンズはボウイの「Rebel Rebel」を愛らしくクールにカバー、ピーター・ウルフはダミアで有名な「Gloomy Sunday」を場末の歌手のようにカバー、ディーヴォがやれば何でもビックリ! ジミヘンの「Are You Experienced」やリー・ドーシーの「Working In A Coal Mine」をカバー、フィッシュはレーナード・スキナードの「Free Bird」を歌のみならずギター・バトルまでもアカペラやっちゃった。
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Pub & Punk
Rock Giants
SSW
R&B
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1963♪Love Potion No.9♪The Searchers
1963
正統派マージービート、ザ・サーチャーズの大ヒット・シングル「恋の特効薬」は、後のフォーク・ロックにも影響を与える、小気味いいビートがイカしたナンバー。オリジナルはザ・クローヴァーズ、ジェリー・リーバー&マイク・ストーラーの作。彼らの作品には「Riot in Cell Block #9」なんてのもありましたね。こちらのオリジナルはザ・ロビンズで、ドクター・フィールグッドのアクの強いカヴァーでおなじみですね。
1966♪Making Time♪The Creation
1966
「ジャッ、ジャッ、ジャララッ♪」と歯切れのいいフリークビートが刺激的! ザ・キンクスやザ・フーのプロデューサー、シェル・タルミーが興したレーベル、プラネット・レコーズから、66年、シングル「Making Time」でデビューしたザ・クリエイション。このナンバーの作者でもあるギタリストのエディー・フィリップスは、ヴァイオリンの弓でエレキを弾くボウイング奏法でアッと驚かす。
1967♪Snowy Wood♪John Mayall
1967
エリック・クラプトンやピーター・グリーン、ジョン・マクヴィー、エインズレー・ダンバーなど、数多くの英国を代表するミュージシャンを輩出したジョン・メイオール&ザ・ブルースブレイカーズ。67年アルバム「革命」には、後にストーンズに加入する弱冠18歳のミック・テイラーが参加。彼のきらめくモダンで流麗なプレイに酔い痴れるインストゥルメンタル・ナンバー「白い森」は必聴ですぞ!
1967♪Silence Is Golden♪The Tremeloes
1967
フォー・シーズンズの64年大ヒット「悲しきラグ・ドール」のB面「Silence Is Golden」は、メンバーのボブ・ゴーディオとプロデューサーのボブ・クリュー作。英国のソフト・ロック、ザ・トレメローズが爽やかなハーモニーでうっとりカヴァー、世界中で大ヒット。ちなみにA面は、デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズのケヴィン・ローランドがカヴァー・アルバム「My Beauty」の中で披露してます。
1967♪SWLABR♪Cream
1967
マーティン・シャープの色鮮やかでサイケなカヴァーが目を惹く、クリームの67年セカンド・アルバム「カラフル・クリーム」。第2弾シングル「Sunshine of Your Love」のB面は、「She Walks Like A Bearded Rainbow」のアクロニムという「スーラバー」。ザクザク刻まれるリフに、エリック・クラプトンの伸びやかなウーマントーンがスリリングにエロチックに身悶えする。
1966♪I’ll Keep on Holding on♪The Action
1966
EMI傘下のパーロフォンから、ロンドン出身のイカしたモッズ、ジ・アクション。ズンドコ突っ走るドラム、コード・カッティングが爽快な開放感溢れるギターのイントロ、リズムが軽快に跳ねるご機嫌なビート・ナンバー「I’ll Keep on Holding on」。どこかモータウン風のノリを感じたが、オリジナルはウィリアムス・スティーヴンソンとアイヴィー・ジョー・ハンター作、ザ・マーヴェレッツのシングルとやっぱり!
1964♪Girl Don’t Come♪Sandie Shaw
1964
上品なボブカットがキュートなモッズのアイドル、サンディ・ショウ。クリス・アンドリュース作の滑らかなメロディにうっとり、エレガントな「Girl Don’t Come」は、大好きなナンバー。67年のユーロビジョン・ソング・コンテストで「恋のあやつり人形」が優勝、ヨーロッパ各国で活躍。03年には、彼女がヒット曲を、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語で歌った素敵なジャケットのコンピレーションがリリースされましたね。
1969♪Wham Bam Thank You Man♪Small Faces
1969
大きな振幅のギターリフが豪快に唸り、ドタバタと騒々しいドラムが大暴れ、熱っぽいオルガンが狂おうしく煽る、ねっとりとしたソウルフルなハードロック・ナンバー「Wham Bam Thank You Man」は、スモール・フェイセスの69年シングル「Afterglow of Your Love」のB面。この後、グループはフェイセスとハンブル・パイに分裂し、70年代ブリティッシュ・ハード黄金時代の一翼を担う。
1967♪Lucifer Sam♪Pink Floyd
1967
ピンク・フロイドの67年デビュー・アルバム「夜明けの口笛吹き」は、彼らのディスコグラフィーの中でも異彩を放つ傑作。そのほとんどのナンバーを手掛けたのが異端の天才シド・バレット。「Lucifer Sam」は、スパイ映画もどきのスリリングでスタイリッシュなギターが目まぐるしく交錯、心地良いめまいさえ感じる、ポップでカラフル、心ワクワク踊らされるサイケデリック・ナンバー。
1967♪Privilege (Set Me Free)♪Paul Jones
1967
マンフレッド・マンのポール・ジョーンズ、ソロ独立後の67年主演映画「傷だらけのアイドル」。厳かな雰囲気から一気に燃え上がる情念のこもったパンキッシュに弾けるロッカ・バラッド「Privilege (Set Me Free)」。音楽は英国音楽界の重鎮マイク・リーンダーが担当。パティ・スミス・グループが78年アルバム「Easter」から第2弾シングルとしてリリース、おなじみのナンバーですね。
1968♪Butcher's Tale (Western Front 1914)♪The Zombies
1968
アルバムがリリースされた68年には、すでにグループは解散してたという、ザ・ゾンビーズの不運な名盤「Odessey and Oracle」には、大ヒット・シングル「ふたりのシーズン」の他にも魅力的なナンバーがいっぱい。「Butcher's Tale (Western Front 1914)」は、悲痛でもどかしいオルガンの伴奏、時空を行き来するかのようなメロトロンの余韻、クリス・ホワイトの果敢なげな歌声がひたひたと胸に迫る。
1966♪Rainy Day in June♪The Kinks
1966
スウィンギング・ロンドンの66年、沸き返る街の喧騒をよそに、ザ・キンクスのレイ・デイヴィスは、市井の人々をユーモラスに描いたアルバム「Face to Face」で、ビート・グループから更なる成長を遂げちゃいました。雷の効果音を使ったドラマチックな「Rainy Day in June」など、コンセプト・アルバムの片鱗も伺わせ、レイのソングライターとしての才能が、多方面に凄まじい勢いで花開いていったカラフルな傑作です。
1968♪Eloise♪Barry Ryan
1968
もともとは双子のモッズ・デュオ、ポール&バリー・ライアン。ポールは裏方に回り、バリーがソロ歌手へ。そして、68年に放った大ヒット・シングルが「Eloise」。アイドル的な人気の甘くセクシーなマスクのバリー、ドラマティックでゴージャスなオーケストラを従え、エモーショナルな熱唱にむせ返る、5分を超える情熱のロック・オペラ。86年にパンク・バンド、ザ・ダムドがカヴァー。
1967♪My White Bicycle♪Tomorrow
1967
キース・ウェスト率いるモッズ・バンド、ジ・イン・クラウドは、サイケデリックの時代にはトゥモロウと改名。目がくらむポップなフリーク・ビートが敏速に駆け巡る、67年のアンダーグラウンドなシングル「My White Bicycle」にアドレナリンが大放出。スティーヴ・ハウのギターに、トゥインクのドラムス、マーク・ワーツのプロデュースと人脈にも注目。ブリティッシュ・ハード、ナザレスのカヴァーもイカしてる。
1965♪The Spider and the Fly♪The Rolling Stones
1965
ジョン・クーガー・メレンキャンプとマイク・ウォンチックによるアコースティック・ライヴのブートレッグ盤「Indiana: Live at the Agora, Cleveland, Oh July 25th, 1985」には、ジャニス・ジョプリンやジョン・プライン、エリオット・マーフィーのナンバーに加え、ストーンズの長閑なブルース「The Spider and the Fly」も収録、彼のルーツが伺えとても興味深いです。
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1981♪Bette Davis Eyes♪Kim Carnes
1981
キム・カーンズの81年大ヒット「ベティ・デイビスの瞳」は、シンセサイザーを大胆に取り入れたエレクトロ・ポップ・ナンバー。黒いマニッシュな細身のパンツスーツに、輝くブロンド、高らかに歌うハスキー・ヴォイスがセクシーなキム、シンセのリズムに合わせ平手打ち、スタイリッシュでサディスティックなミュージック・ビデオが新鮮でした。オリジナルは、ジャッキー・デシャノンの75年アルバム「New Arrangement」から。
1991♪Girlfriend♪Matthew Sweet
1991
MTVから流れてきたのは「スペースコブラ」の映像に乗っかった、飛び切りご機嫌なマシュー・スウィートの「Girlfrend」。ジェファーソン・エアプレインの「あなただけを」を裏返ししたみたいなノリノリのポップなメロディに、ねっとりとまとわり付くロバート・クワインのクールなギターが刺激的、パワーポップを代表するナンバー。ジャケットの魅力的な女性は、アメリカの女優チューズデイ・ウェルド。
1992♪Candy Everybody Wants♪10,000 Maniacs
1992
世にも恐ろしいカルト・ホラー映画「2000人の狂人」から名付けられたという、ニューヨーク出身のバンド、10,000マニアックス。彼らの人気が最高潮に達した92年アルバム「Our Time in Eden」から「Candy Everybody Wants」は、ラテン風味の小気味いいギターに、ブラスが盛り立てるカーニヴァル気分、オルタナ世代の歌姫ナタリー・マーチャントの伸びやかで感性豊かな歌声がニッコリ、ウキウキさせてくれる。
1979♪Let’s Go♪The Cars
1979
78年、アルバム「錯乱のドライブ」で華々しくデビューを飾ったボストン出身のバンド、ザ・カーズ。その勢いは留まることを知らず、79年、アルベルト・ヴァーガスの艶かしいピンナップ・ガールが仰け反る、エロチックなジャケット「キャンディ・オーに捧ぐ」をリリース。チアリーディングの要素を取り入れた、体が弾むグラマラスでユニークなニュー・ウェイヴ・ナンバー「Let's Go」は大ヒット。80年代を席巻します。
1995♪Wynona's Big Brown Beaver♪Primus
1995
涼しい顔して超絶テクニック、素っ頓狂なパフォーマンスに、強引なグルーヴで観衆をワイワイ沸かす、ウッドストック'94における、プライマスのコミカルでユニークなステージに度肝を抜かされました。更に95年、ミュージック・ビデオ「Wynona's Big Brown Beaver」で、覚めることがないカラフルな悪夢のファンキー・ナンバーで強烈に印象付けられました。
1985♪Face the Face♪Pete Townshend
1985
バタバタと激しく打ち付けるドラム、ソウルフルなコーラスがぐいぐい温度を上げ、キラキラ輝くジャケットがよくお似合い、ピート・タウンゼンドがノリノリ、ハイテンションで吼え、お嬢さんのエマと戯れる。ベースの気持ちいいフレーズに、管楽器がけたたましく覆い被さり、ピーター・ホープ・エヴァンスの歪んだブルース・ハープが大暴れ、全員が一丸となって頂点に達した瞬間、スパッと引く気持ち良さ。イカしたビッグ・バンド風R&R「Face the Face」。
1983♪Money-Go-Round, Pt. 1 & 2♪The Style Council
1983
ザ・ジャム解散後のポール・ウェラーが、デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズのミック・タルボットと組んだユニット、ザ・スタイル・カウンシル。83年、そのお披露目ミニ・アルバム「Introducing the Style Council 」から、力強い重量級ニューウェイヴ・ファンク・ナンバー「Money-Go-Round」。スタカンはやっぱりお洒落になる一歩手前が良かったばい。
1985♪Holding Back the Years♪Simply Red
1985
マンチェスター出身のバンド、シンプリー・レッドの85年デビュー・アルバム「Picture Book」から、胸がはり裂けるようなバラード「Holding Back the Years」は、赤毛のシンガー、ミック・ハックネルの胸にひしひしと迫る塩辛いソウルフルな歌声が衝撃的。英国の港町ウイットビーの切ない風景のミュージック・ビデオも印象深かったですね。
1988♪Fisherman’s Blues♪The Waterboys
1988
ザ・ウォーターボーイズの88年アルバム「Fisherman's Blues」は素晴らしいナンバーがいっぱい、アイルランドやスコットランドの伝統音楽に傾倒した大傑作。リーダーのマイク・スコットとアイルランドのフィドル奏者スティーヴ・ウィッカムとの共作「Fisherman’s Blues」は、フィドルの調べでハートぽかぽか! たちまちご機嫌になっちゃう陽気なナンバー。
1979♪Money (That's What I Want)♪The Flying Lizards
1979
ジェイニー・ブラッドフォードとベリー・ゴーディー作、バレット・ストロングによる、強烈なビートと歌詞のモータウン・クラッシック「Money 」。ビートルズを始め、ストーンズ、RCサクセション、ジョン・ベルーシなど、多くのアーティストにカヴァーされてますが、チープなビートに、稚拙な女性ボーカル、ノイジーなギターソロと、プロフェッショナルに逆らうかのようなフライング・リザーズのヴァージョンは青天の霹靂。
1982♪The Safety Dance♪Men Without Hats
1982
緑豊かな田園風景、村では賑やかなお祭り。エレクトリック・ビートに合わせ、陽気に朗らか、飛び跳ねダンス「The Safety Dance」。とても印象に残ったメン・ウィズアウト・ハッツの楽しいミュージック・ビデオ。このグループは、シンガーのアイヴァン・ドロスクを中心とするカナダのニューウェイヴ・バンド。ビデオに登場する小さな俳優さんは、テリー・ギリアム監督の映画「バンデットQ」にも出演されたマイク・エドモンズ。
1979♪Psycho Chicken♪The Fools
1979
ゲームセンターでインベーダーゲームを楽しんでいた80年、店の有線から流れてきた不穏なベース・ライン。「あっ、トーキング・ヘッズのサイコ・キラーだ」と迫り来るインベーダーを調子良く撃墜してると、「コッコ、コッコ、コッコ、コッコ、コッケェ〜♪ サイコ・チキン、コッケコッコォ〜♪」とずっこける、マサチューセッツのバンド、ザ・フールの「Psycho Chicken」。このシングルは未収録だけど、バンドは10枚以上のアルバムをリリース。
1987♪Ein Brief Vor Plang♪PANTA
1987
冷ややかで重厚なデジタル・ビートに乗せて朗々と語られる、10分以上にも及ぶ冷酷な物語、パンタの12インチ・シングル「プラハからの手紙」。次から次から折り重なる言葉がヒリヒリと鮮烈、映像的に浮かび、痙攣するように歪んだエレクトリック・ギターが虚無的に響く、壮大なナンバー。同時期のニール・ヤングのアルバム「Landing On Water」にも似た感覚を覚えます。
1982♪The Jungle Line♪Thomas Dolby
1982
ニュー・ウェイヴ世代のポップでコミカルな82年大ヒット、トーマス・ドルビーの「彼女はサイエンス」。このナンバーが収録されたアルバム「The Golden Age of Wireless」のコレクターズ・エディションのDVDには、なななんと! ジョニ ミッチェルの土着的なリズムで狂わすアヴァンギャルドな「The Jungle Line」のカヴァーが…。そういえば、彼はジョニの「Dog Eat Dog」にプ関わってましたもんね。
1993♪Lotta Love To Give♪Daniel Lanois
1993
大物アーティストからも絶大な信頼を寄せるカナダのプロデューサー、ダニエル・ラノワ。彼が創り出す深い音響空間は、霧に包まれたかのように幻想的。自らのアルバム「For the Beauty of Wynona」から、心象的なイメージが広がる、ざらついたギターソロがかっこいいハードなナンバー「Lotta Love To Give」が気持ちいい。ジャケットはチェコの写真家ヤン・ソーデックの作品。
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1979♪Hey Darling♪Yanagi George & Rainy Wood
1979
70s
「この曲知ってる! 藤田まことといしだあゆみが出てた、えぇ〜っと京都殺人案内で流れていたよね」と、懐かしいサスペンス・ドラマの記憶を呼び起こす、柳ジョージ&レイニーウッドの、ほろ苦く男臭いバラッド「ヘイ・ダーリン」に涙する。「雨に泣いてる」「酔って候」「祭ばやしが聞こえる」のテーマなど、硬派な日本のロックに出会えた。
1976♪Simple Life♪America
1976
70s
エレピの揺らぐメロウなイントロ、アコギと共に歌い出されるやさしいメロディ、レナウンのCM「シンプルライフ」。さわやかなハーモニー・グループ、アメリカの2分ほどの短いナンバーですが、日本人の細やかな心の琴線をふれるには十分。アルバム「Hearts」の日本盤ボーナス・トラック収録とあるが本当なの? 3枚組アンソロジー「Highway: 30 Years of America」にはちゃんと入ってるよ。
1971♪Anticipation♪Carly Simon
1971
70s
カーリー・サイモンの71年シングル「Anticipation」は、アコースティック・ギターとドラムスの大きなうねりが、感情の揺らぎや高鳴りを奏する、幸せを感じるナンバー。彼女がキャット・スティーヴンスとの恋を歌にしたとか…。そういえば、キャットの数々のヒットには、このナンバーのプロデューサー、ポール・サミュエル=スミスが関わってるもんね。ところでドラマーはジム・ケルトナーなの?
1971♪Friends♪Elton John
1971
70s
南フランス、アルルの感動的に美しい大自然を背景に、ポールとミシェルのいたいけな恋愛を描いたメランコリーな青春映画「フレンズ」。可憐なエッチ、アニセー・アルビナの魅力と共に忘れられない1本。サントラは、当時、新進気鋭のSSW、エルトン・ジョンが担当、ポール・バックマスターのオーケストラ・アレンジも冴える。甘酸っぱいメロディの主題歌「Friends」に、胸がキュンとすること間違いなし。
1973♪O Lucky Man!♪Alan Price
1973
70s
「時計じかけのオレンジ」「カリギュラ」「キャット・ピープル」など、鋭さと強烈な個性で観るものを圧倒する、英国の名優マルコム・マクダウェル。その存在はロックにも少なからず影響を与えていると思われます。「If もしも....」に引き続き、リンゼイ・アンダーソン監督の「オー! ラッキーマン」に主演。音楽は卓越したキーボード・プレイで深い感動を与えてくれる元ジ・アニマルズのアラン・プライス。
1979♪The Devil Went Down to Georgia♪The Charlie Daniels Band
1979
70s
ザ・チャーリー・ダニエルズ・バンドの79年大ヒット・ナンバー「悪魔はジョージアへ」。髭面の大男チャーリーが忙しなく早口で語るのは、黄金のフィドルと魂を賭けた、悪魔とジョニーの取引、フィドル合戦。烈火の如く弾きまくるチャーリーのフィドルに、カントリー・ロック風なバンドのコミカルな演奏が物語を盛り立てる。日本のラジオでも人気があったんだよね。プライマスもカヴァーしてるよ。
1977♪Barracuda♪Heart
1977
70s
ドンドコ、ドンドコ、ドンドコ、ドンドコ、ジャ、ジャ〜ンァ〜ン♪ 迫りくる爆撃機の如きハードなリフ、アンとナンシーの美人姉妹率いるハート、77年アルバム「Little Queen」からのヒット曲「Barracuda」。ロバート・プラントばりの、脳天と貫くアン・ウィルソンのハイトーン・ヴォイス、英国ハードロックからの影響が顕著なけれんみたっぷりのサウンドは、たちまちロック・キッズのハートを鷲掴み。
1975♪Your Mamma Won't Like Me♪Suzi Quatro
1975
70s
レザーで身を固め、ベースをブンブンかき鳴らす女性ロッカー、スージー・クアトロ。担当のベース・ギターに尋ねられて「子宮に響くからよ!」とはロックな名言。ロックを聴き始めたばかりの中学生にはかなり刺激的。75年シングル「ママのファンキー・ロックンロール」は「あぁ〜、あぁ〜、あぁ〜ん」とセクシーなスージーちゃん、屈強な男衆を従え、ヤンチャぶり全開のエキサイティングなナンバー。
1972♪New York's Not My Home♪Jim Croce
1972
SSW
ジム・クロウチは様々な仕事を転々としながらの音楽活動。長い下積み時代を乗り越え、やっと掴んだ最初のヒット曲が72年の「ジムに手を出すな」。そのナンバーが収録されたアルバム「You Don't Mess Around with Jim」から、ジムが優しく語る心温まるナンバー「New York's Not My Home」。傍らで相棒のギタリスト、モーリー・ミューライゼンが控え目にそっとハーモニー、心を照らす朗らかなギターも魅力的。
1977♪Don't It Make My Brown Eyes Blue♪Crystal Gayle
1977
70s
77年、全米カントリー、ポップス・チャートのみならず、世界各国でヒットしたクリスタル・ゲイルのシングル「瞳のささやき」。艶やかで長い黒髪に美しく澄んだブルーの瞳、美貌のクリスタルの 歌声はハートをまろやかに、ハーガス・ピッグ・ロビンスのピアノがうっとり酔わせてくれる。アルバム「水晶の恋人」の華やかなジャケットは写真家ジョナサン・エクスリーの作品だそうだ。
1972♪In Bed♪Three Dog Night
1972
70s
華麗なるスリー・ドッグ・ナイトは、黒っぽい感覚の3人のボーカリストを擁し、埋もれていたSSWのナンバーを最高のエンターテイメントに仕上げる様は流石。72年アルバム「Seven Separate Fools」から、じわじわと高揚を促すゴスペル・フィーリングに満ちた「In Bed」は最高。もともとは、レア・アースの69年アルバム「Get Ready」に収録、ギラギラとしたギターが大きくフィーチャーされた泥臭いナンバー。
1972♪The Guitar Man♪Bread
1972
70s
「Make It with You」「If」「Baby I'm-a Want You」など、耳障りのいい優しいメロディで聴く者をうっとり魅了するアメリカン・ソフト・ロック・グループ、ブレッド。彼らの72年アルバム「Guitar Man」から、デヴィッド・ゲイツ作の長閑で郷愁を誘うシングル「The Guitar Man」。気持ちよく大空に飛躍するようなラリー・ネクテルの粘り気あるリード・ギターが聴き所だよ。
1974♪Cat's in the Cradle♪Harry Chapin
1974
SSW
ニューヨーク出身のSSW、ハリー・チェイピンの74年アルバム「Verities & Balderdash」から、ストーリーテラーの面目躍如、時の流れを辿るような、ゆったりとしたサウンドに乗せて語られるナンバー「Cat's in the Cradle」。プロデュースしたのは、ザ・レモン・パイパーズの「Green Tambourine」やスティームの「Na Na Hey Hey Kiss Him Goodbye」でおなじみのポール・レカ。
1974♪Hercules♪Boz Scaggs
1974
70s
70年代後半、一流ミュージシャンを多数使い、洗練された大人のサウンドとダンディーな色気で、AORブームを牽引した伊達男ボズ・スキャッグス。硬派なロックとはかけ離れたそんなイメージを一新させたのが、誘い込むような演奏に、まったりとした歌声が絡み付く、アラン・トゥーサン作の「Hercules」。ヘラクレスではなくハーキュリーズと歌ってるぞよ。オリジナルはどうやらアーロン・ネヴィル。
1973♪Rock On♪David Essex
1973
70s
心臓の鼓動にも似た摩訶不思議で冷ややかなグルーヴ、妖惑なビブラートとエコー、端整な甘いマスクが女の子に大人気、英国のシンガー、デヴィッド・エセックスの73年大ヒット「Rock On」は、一度聴いたら忘れられない一種独特のタメがイカしたグラマラスなロック・ナンバー。彼が主演した、ロックンロール・ナンバー満載の映画「That'll Be the Day」とその続編「Stardust」も気になりますね。
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1969♪In The Year 2525♪Zager and Evans
1969
60s
ゼーガーとエヴァンスの69年大ヒット「西暦2525年」。諭すかのようにゆっくりと「In the year 2525」と歌い出し、哀愁にじませたメキシカンなペットが鳴り響く、徐々にピッチを上げ1万年後まで人類の未来を予言、荒んだ光景がしっかり刻まれる悲観的なポップス。フランク・ブラックが凶悪犯罪を捜査するサスペンス「ミレニアム」に、パティ・スミスの「Horses」と共に使われてましたね。
1964♪Outer Limits♪The Marketts
1964
60s
60年代のエレキ・インストゥルメンタル・グループ、ザ・マーケッツ。冷ややかでくらくらと目眩がしそうな幻惑ギター・フレーズが印象的な彼らの代表作「Out of Limits」。「Outer Limits」の表記もあれば、「Other Limits」なる似たような題名の曲まであるからややこしい。作者のマイケル・Z・ゴードンは「Let's Go (Pony)」のザ・ルーターズにもいたんだって。
1967♪Ode to Billy Joe♪Bobbie Gentry
1967
60s
才色兼備のアメリカ女性シンガー・ソングライター、ボビー・ ジェントリーの67年大ヒット「ビリー・ジョーの唄」。淡々とした弾き語りのナンバーですが、一度耳にしたらぐいぐいと引き込まれてしまうスワンプの魔力にうっとり。76年、ロビー・ベンソンとグリニス・オコーナー主演、「ビリー・ジョー愛のかけ橋」として映画化されました。
1967♪Dear Mr. Fantasy♪Traffic
1967
60s
ジミー・ミラーのプロデュース、トラフィックの67年デビュー・アルバム「Mr. Fantasy」収録の名曲「Dear Mr. Fantasy」は、素晴らしい恍惚感に浸れる驚きのナンバー。新しい時代ロックを予見するかようでもあり、マイク・ブルームフィールドとアル・クーパーによる「フィルモアの奇蹟」や、グレイトフル・デッド、クロスビー、スティルス&ナッシュにも取り上げられました。
1964♪Watch Out Sally♪Diane Renay
1964
60s
「Navy Blue」「Watch Out, Sally!」「Kiss Me Sailor」のヒットを放った、セイラー姿がよく似合うむっちりした金髪美女ダイアン・リネイ。プロデューサーはフォー・シーズンズやミッチ・ライダー & ザ・デトロイト・ホイールズなど、ロック・ファンにもおなじみのボブ・クリュウ。ちなみに「Navy Blue」、70年代お茶の間のアイドル、浅田美代子がファースト「赤い風船」の中で取り上げているとか…。
1967♪Six O'Clock♪The Lovin' Spoonful
1967
60s
時を刻むようなリズム、うっとりするドリーミーなリフレイン心地いい、ザ・ラヴィン・スプーンフルの67年シングル「Six O'Clock」は、エルヴィス・コステロもカヴァーしたということで注目したナンバー。このアルバム「Everything Playing」を最後に、ジョン・セバスチャンは脱退しちゃうけど、彼が手掛けたカヴァー・アートはのほほんとしてるよね。
1967♪You Keep Me Hanging On♪Vanilla Fudge
1967
「ねっとり、こってり、ぐっちょり、ぐにょぐにょ、これがサイケか?」、ヴァニラ・ファッジの「You Keep Me Hanging On」を初めて聴いた時の印象はそんなだったかな。今ではヘヴィメタルの始祖だと感じるんだけど。メンバーのカーマイン・アピスを招いてロッド・スチュワートもカヴァー、悲哀はらむヴォーカルがいいんだよね。
1970♪The Letter♪Joe Cocker
1970
60s
レオン・ラッセルの呪術的なピアノに導かれ、全身全霊で振り絞るジョー・コッカーの塩辛い喉、ホーン・セクションとコーラス、そして全員が一丸となって大いに盛り上げるゴスペル・フィーリング満載、スワンプ・ロックの傑作「あの娘のレター」に魂を揺り動かされる。オリジナルはウェイン・カーソン・トンプソン作、ザ・ボックス・トップスの67年ファースト・シングル。
1969♪Sister Isabelle♪Del Shannon
1969
60s
「悲しき街角」が大ヒットしたデル・シャノン、彼を懐メロ歌手と片付けるのはあまりにももったいない。そう思ったのは、ニルス・ロフグレンの甘く切ない「I Go to Pieces」を聴いたとき。さっそくライノのベスト盤を購入。お気に入りは、張り裂けるような心情を吐露するロック・ナンバー、ブライアン・ハイランドとの競作で、69年ダンヒルからのシングル「Sister Isabelle」。
1966♪Secret Agent Man♪Johnny Rivers
1966
60s
「007」「電撃フリント」「スパイ大作戦」「それ行けスマート」「0011ナポレオン・ソロ」と、60年代は映画にテレビに様々なスパイが暗躍。そんな中、ワクワク、ドキドキ、スリルとサスペンスのイカしたテーマ・ソングが誕生、P・F・スローンとスティーヴ・バリ作「秘密諜報員」。ジョニー・リヴァースを始め、ディーヴォ、ブルース・ウィリス、RCサクセションにもカヴァーされています。
1959♪Tallahassee Lassie♪Freddy Cannon
1959
60s
フォォ〜、フォォ〜と脳天を貫く雄叫び、にこやかな笑顔で元気溌剌に歌う、米国のR&Rシンガー、フレディ・キャノン。「恋のジェット・コースター」をイメージした度肝を抜かれるライノの痛快なベスト盤で彼を知りました。「Some Girls [Deluxe Edition]」に収録された「Tallahassee Lassie」で、ミックのフォォ〜も聴けるストーンズのヴァージョンもカッコよかばい!
1969♪Accidents♪Thunderclap Newman
1969
60s
ピート・タウンゼントがプロデュースした、サンダークラップ・ニューマンの69年アルバム「Hollywood Dream」。全英1位を獲得した、まったりとしたメロディがハートを朗らかにする「Something in the Air」が有名ですが、アルバム全体も英国ならではの陰りを感じさせるトラッド感覚満載。不思議の国に迷い込んだかのような、小さな驚きが散りばめられた「Accidents」も愛しいぞ。
1965♪99♪Barbara Feldon
1965
60s
60年代の米国TVドラマ「それ行けスマート」は、ドジなスパイ、マックス・スマートと、相棒のちょっぴりおつむの弱い美人スパイ99号が、世界征服を目論む秘密結社ケイオスと戦う、というスパイ・コメディ。レイヴンからリイシューされた「Get Smart」には、99号ことバーバラ・フェルドン嬢のダイナマイトな誘惑ナンバー「99」を収録、じりじりとにじり寄ってくる彼女の姿が頭に浮かび思わずニンマリ。
1968♪MacArthur Park♪Richard Harris
1968
60s
ディスコの女王ドナ・サマーの78年アルバム「Live and More」に収録されていた、ドラマチックな大作「MacArthur Park」。そのオリジナルが、映画「ジャガーノート」「カサンドラ・クロス」「オルカ」など、男臭い演技でワクワクさせたアイルランドの名優リチャード・ハリスだと知った時は驚きでした。そして、奥様となられたアン・ターケル嬢の魅惑のボディも忘れられませんね。
1966♪They’re Coming to Take Me Away Ha-Haa!!♪Napoleon XIV
1966
60s
ドラムとタンバリンの単調なリズムをバックに男が「Remember when you ran away...」と歌い出す。「ハハァ〜、ホホォ〜、ヒヒィ〜、ハハァ〜」と上機嫌、やがて変調をきたし、サイレンがけたたましく鳴り響き、どこへ行ったやら? ナポレオン14世の「狂ったナポレオン、ヒヒ、ハハ…」は、一度聴いたら忘れられないノヴェルティ。素っ頓狂な賑やかさは、ボブ・ディランの「雨の日の女」っぽい。
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1972♪Rock and Roll Queen♪Mott The Hoople
1972
M.C.エッシャーの爬虫類リトグラフを使ったモット・ザ・フープルの69年デビュー・アルバム「Mott the Hoople」。あれっ、色が付いてるぞ! エッシャーは72年3月に亡くなってますから、存命中のリリースだったわけですね。ゴツゴツとしたギターリフがカッコいいストーンズ風ロックンロール「Rock and Roll Queen」が大好き。
1974♪Too Rolling Stoned♪Robin Trower
1974
ブリティッシュ・ビート・グループ、パラマウンツ、そしてプロコル・ハルムのギタリスト、ロビン・トロワー。71年にグループを脱退後、初のソロ・アルバム「Twice Removed from Yesterday」に続く、74年彼の代表作「Bridge of Sighs」から「Too Rolling Stoned」はダークなスペース・オペラ的な広がりを見せる壮大なブルース・ナンバー。
1972♪My Friend the Sun♪Family
1972
英国のバンド、ファミリー、メンバーのロジャー・チャップマンとジョン・チャーリー・ホイットニーの書く味わい深いナンバーの数々は、通をも唸らすいぶし銀の佇まい。72年アルバム「Bandstand」から、トラッド・フォーク調の「My Friend the Sun」は、英国の田園風景を思わすような枯れた味わいが心を洗うしっとりした名曲。
1971♪Miss Judy’s Farm♪Faces
1971
フェイセズの71年アルバム「馬の耳に念仏」から、ロッド・スチュワートとロン・ウッドによるオープニング・ナンバー「Miss Judy’s Farm」は、重心の低いぶっきらぼうなグルーヴに、ゴツゴツとイカしたギターリフ、やんちゃで小気味いいキーボード、ロッドの塩辛いヴォーカルが一丸となって、ドタバタと暴れまくるご機嫌なロックンロール。
1979♪Rock ‘n’ Roll Fantasy♪Bad Company
1979
「Desolation Angels」から、第一弾シングルは元気溌剌「Rock ‘n’ Roll Fantasy」。イントロのギターでいきなりノックアウト、粘りあるベース・ラインがぐいぐい引っぱり、シンセ・ドラムがチープな彩りを添える、キャッチーなナンバー。この当時、目新しいシンセ・ドラムがロックに結構導入されてたんですよ。
1979♪Diamonds and Rust♪Judas Priest
1979
「ドンナ・ドンナ」で有名な米国のフォーク・シンガー、ジョーン・バエズの75年のヒット曲「Diamonds and Rust」をメタル・ゴッド、ジューダス・プリーストがカバー。う〜ん、メロディアスな泣きのバラードがメタルにぴったりはまる。ロブ・ハルフォードみたいな鋲打ちレザー・ジャケットを着て、ひと暴れしてみたくなっちゃたぞ。
1974♪Didn't Feel Lonely Till I Thought of You♪Kevin Ayers
1974
ルパート・ハインをプロデューサーに、多彩なゲストを招いた、ケヴィン・エアーズの74年アルバム「夢博士の告白」から「Didn't Feel Lonely Till I Thought of You」は、オリー・ハルソールの悶絶ギターに昇天しつつも、ケヴィンのどこか浮世離れした呑気な歌声が微笑ましいウキウキなロックンロール。
1971♪We Can Swing Together♪Lindisfarne
1971
ニューカッスル出身のリンディスファーン、70年デビュー「Nicely Out of Tune」から「We Can Swing Together」はゆったりとしたメロディが底知れぬ力強さを感じさせるほのぼのナンバー。この地から登場したアーティストといえば、ジ・アニマルズに、ブライアン・フェリー、スティング、ダイアー・ストレイツなど、造船、炭坑の街らしく、いかにも男臭い。
1973♪Jerusalem♪Emerson, Lake & Palmer
1973
H・R・ギーガーのおどろおどろしい不気味なジャケットにギョッとする、エマーソン・レイク&パーマーの73年の大傑作「恐怖の頭脳改革」。このアルバムのオープニングを飾るのは、グレッグ・レイクの朗々たる歌声に導かれる、ウィリアム・ブレイクの詩に作曲家ヒューバート・パリーが曲を付けた、威厳漂う重厚な「聖地エルサレム」。
1969♪Si Tu Dois Partir♪Fairport Convention
1969
フェアポート・コンヴェンションの69年アルバム「Unhalfbricking」から、サンディ・デニーがフランス語でキュートに歌う「Si Tu Dois Partir」。あれっ、どこかで聴いたことがある親しみやすいメロディは、マンフレッド・マンでおなじみ、ボブ・ディラン作の「If You Gotta Go, Go Now」。
1978♪Follow You Follow Me♪Genesis
1978
ピーター・ガブリエル、アンソニー・フィリップス、スティーヴ・ハケットと次々にバンドを離れ、とうとうの3人になってしまったジェネシス。78年、その状況を笑い飛ばすかのようなアルバム「そして3人が残った」を発表。チャイニーズ風の愛らしいフレーズを織り込んだポップなナンバー「Follow You Follow Me」がヒット、80年代のブレイクへの足掛かりとなりました。
1970♪War Pigs♪Black Sabbath
1970
アメリカン・インターナショナル・ピクチャーズ63年作ボリス・カーロフ主演の「ブラック・サバス/恐怖!三つの顔」から命名されたブラック・サバス。彼らの70年セカンド・アルバム「Paranoid」から、地を這うような重苦しいギターリフに戦々恐々のサウンド、暗闇から襲いかかってくようなとおどろおどろしい「War Pigs」。
1976♪Modern Music♪Be Bop Deluxe
1976
時代の狭間を去来するモダン・ロックの教祖ビー・バップ・デラックスが産み落とした傑作コンセプト・アルバム「Modern Music」。人工美に彩られたようなハリウッド・ロマンス、息つく暇も与えぬ恍惚の組曲「Modern Music」は圧巻。人工甘味料たっぷり、ポップでモダンなビー・バップ・ワールドをご満喫あれ。
1981♪Rock ‘n’ Roll Preacher (Hallelujah Im On Fire)♪Slade
1981
不穏な空気が漂う嵐の中、厳かなオルガンの音色、雷鳴が轟き、ノディ・ホルダー牧師の巻き舌で塩辛い濁声が木霊する、さらに大きな雷鳴が…、「ハレルヤ、アイム・オン・ファイアー♪」、さぁ、突っ走れ! ハイテンションで危ないロックンロールお説教。スレイドの最高にご機嫌な「Rock And Roll Preacher」は、私の大好きなクレイジーでラウドなナンバーです。
1972♪Space Truckin'♪Deep Purple
1972
ディープ・パープルの言わずと知れた71年の名盤「Machine Head」。オリジナル音源のリマスターに、ロジャー・グローヴァーのリミックス・ディスクが加わった25周年の「Anniversary 2CD Edition」がお勧め。私のお気に入りは、猛然と襲いかかる竜巻の如きハードロック「Space Truckin'」。ぐいぐいとテンションも最高潮。
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1979♪Highway Song♪Blackfoot
1979
サザン・ロックのメッカ、米国フロリダ州ジャクソンヴィル出身のブラックフット。79年アルバム「真紅の砦」はアメリカン・ハードロック魂が沸々と沸き立つ、猛毒アルバムです。その中から、彼らの代表曲「Highway Song」は、レイナード・スキナードの「フリー・バード」にも匹敵するギターせめぎ合いが実にスリリング。
1981♪Spooky♪Atlanta Rhythm Section
1981
78年「Champagne Jam」が大ヒットした、ジョージア州アトランタ出身のアトランタ・リズム・セクション。この81年のライヴでは、なんとダスティ・スプリングフィールドでおなじみ「Spooky」を取り上げているじゃありませんか。調べてみれば、オリジナルはクラシックスIV。このソフト・ロックのバンドが、後々ARSに発展するとは…。
1970♪I’m Your Captain♪Grand Funk Railroad
1970
ミシガン州フリント出身、マーク・ファーナー 、メル・サッチャー、ドン・ブリューワーの3人は、最強のロック・トリオとして、69年「On Time」でレコード・デビュー。怒濤の勢いで70年代を駆け抜けて行きました。汗びっしょり、上半身裸で腰をくねくね、熱血パフォーマンス。やはり肉体派ロック、裸のパフォーマーの開祖はマーク・ファーナー さんに決定でしょう。
1977♪Jet Airliner♪The Steve Miller Band
1977
「The Joker」「Fly Like an Eagle」「Book of Dreams」と立て続けにプラチナ・アルバムをリリースした、70年代を代表するアメリカン・ロック、スティーヴ・ミラー・バンド。カラッと乾いたファンキーなギターリフが魅力の大ヒット「Jet Airliner」だが、ウィキペディアによれば、このリフは、クリームによるロバート・ジョンソン作「Crossroads」から引用だとか。へぇ〜!
1974♪Black Water♪The Doobie Brothers
1974
ドゥービーといえば、カラッとした豪快なギター・サウンドのイメージが強いが、アコースティックの優しい響き、ハーモニーを活かした陰りありサウンドも得意。74年のヒット曲「Black Water」は、透明感のあるカラカラという音から徐々にフェードインするイントロ、アコースティック・ギターとハーモニー、そしてヴィオラの交錯するサウンドにハートはトロリと蕩ける。
1977♪Hot Love, Cold World♪Bob Welch
1977
70s
エッジが際立つファッショナブルなハードロック、さらにファンキーな要素を加え、他のアメリカン・ハードロックとは一線を画すバンド、パリス。このバンドの中心人物、ボブ・ウェルチが77年に発表したソロ「French Kiss」は大いに売れてました。「Hot Love, Cold World」は、歯切れのいいギターカッティング、ストップ&ゴーの間がたまらない躍動感溢れるロック・ナンバー。
1978♪Life’s Been Good♪Joe Walsh
1978
69年、ジェイムス・ギャングでデビュー、その後、バーンストーム、イーグルス、そしてソロとアメリカン・ロックの王道を突き進むジョー・ウォルシュ。78年の夏、もっとも良く聴いたのが、彼のソロ・アルバム「ロスからの蒼い風」から、レゲエのリズムに乗って繰り出されるダイナミックな8分を超える大作「この人生に賭けて」。
1974♪Babylon♪New York Dolls
1974
シャングリラスでおなじみ、シャドウ・モートンにプロデュースを委ねた、ニューヨーク・ドールズのセカンド「悪徳のジャングル」から、口笛の合図、「カモン! ボーイズ」の掛け声、ドタバタとぶっきらぼうなサウンド、ジョニー・サンダースとシルヴェイン・シルヴェインのギターが激しくぶつかり、デヴィッド・ヨハンセンが猥雑に吼えるイカしたロックンロール「Babylon」。
1973♪(Ain’t Nothin’ But A) Houseparty♪The J. Geils Band
1973
フィラデルフィア出身のソウル・グループ、ザ・ショウストッパーズのヒット・ナンバー「(Ain’t Nothin’ But A) Houseparty」を、J. ガイルズ・バンドは73年のアルバム「Bloodshot」の度肝を抜かれるオープニングで、如何わしく、挑発的、危険な香りいっぱいのロックンロールに仕上げました。
1973♪Show Biz Kids♪Steely Dan
1973
スティーリー・ダンの73年アルバム「エクスタシー」から、リック・デリンジャーの泥臭いスライド・ギターがブイブイ唸り、セクシーな呪文の如きクールでホットな女性ボーカルが気持ちいい、黒光りするグルーヴィーな「Show Biz Kids」は、聴く者を朦朧とさせる魔力を備えたロック・ナンバー。
1979♪I Thank You♪ZZ Top
1979
デヴィッド・ポーターとアイザック・ヘイズのコンビによる、サム&デイヴのヒット・シングル「I Thank You」。ZZトップは79年アルバム「皆殺しの挽歌」のオープニング、ぐっと重心を落として不穏な雰囲気立ち込める危険なナンバーとして取り上げました。
1979♪Scratch My Back♪The Fabulous Thunderbirds
1979
ファビュラス・サンダーバーズの魅力は、庶民的なオッチャンらの、テクニックこだわらないノリ重視の姿勢がたまらない。79年、デビュー・アルバム「Girls Go Wild」から、キム・ウィルソンのハーモニカとジミー・ヴォーンのギターがねっとり絡む、長閑なテキサス・ブルース「Scratch My Back」が私のお気に入り。
1979♪Refugee♪Tom Petty & the Heartbreakers
1979
トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズの人気を決定付けた、79年のサード・アルバム「破壊」からタイトで陰りあるヒット・シングル「逃亡者」。歌心溢れるマイク・キャンベルのギターに、ベモント・テンチの温もりあるオルガンが寄り添い、トム・ペティがヒステリックにシャウトする。パンク、ニューウェーヴ、MTV時代も乗り越えた偉大なるグループです。
1973♪Rock the Nation♪Montrose
1973
そのスピードは雷鳴轟く稲妻の如し、すべてを蹴散らし、驀進する未来のマシン。73年、豪腕ギタリスト、ロニー・モントローズ率いる、モントローズのファースト・アルバムのオープニング・ナンバー「Rock the Nation」は、ザラザラとざらついた変化自在のギターが時空をも震わす。
1972♪Rock ‘n’ Roll♪Detroit
1972
ヒット・ナンバー「悪魔とモリー」でおなじみ、60年代のブルー・アイド・ソウル・シャウター、ミッチ・ライダーが新たにバンドを組み、アメリカン・ハード・ロックに挑んだ、その名も「Detroit」。ボブ・エズリンをプロデューサーに迎え、ルー・リードの名曲「Rock ‘n’ Roll」をスリリングにダイナミックにカバー。
1978♪Having A Party♪Southside Johnny & the Asbury Jukes
1978
ニュージャージー出身のサウスサイド・ジョニー、イカした仲間ジ・アズベリー・ジュークスを率いて、R&Bやソウル、ブルースに根ざしたご機嫌な音楽で楽しませてくれます。76年のデビューから順調にアルバムを発表。そんな彼らの絶頂期ライヴ音源「1978: Live In Boston」から、ステージの定番人気曲サム・クックの「Having A Party」。
1977♪Christine Sixteen♪Kiss
1977
キッスの77年アルバム「Love Gun」から、忙しないピアノのイントロにざっくり斬り込んでくるキャッチーなギターリフ、「クリスティ〜ン♪ シックスティ〜ン♪」の韻を踏んだコーラスが艶かしく気持ちいい、ジーン・シモンズがセクシーに誘うロック・ナンバー「Christine Sixteen」。
1982♪Lyin’ in a Bed of Fire♪Little Steven & the Disciples of Soul
1982
リトル・スティーヴンことスティーヴ・ヴァン・ザントは、ご存知ブルース・スプリングスティーン & ザ・Eストリート・バンドのギタリスト。82年、初のソロ・アルバム「Men Without Women」から、ロックの救世主はボスだけじゃないぞ! とド迫力のオープニング「Lyin’ in a Bed of Fire」。
1995♪I Stand Alone♪Al Kooper
1995
ブルース・プロジェクトに、ブラッド・スウェット&ティアーズ、ソロ、それから、プロデュースを手掛けたレーナード・スキナード、セッションに参加したストーンズの「無情の世界」、はたまたキング・クリムゾンの「ハートビート」まで、アル・クーパーの主だった仕事を網羅したライヴ・アルバム「Soul of a Man: Al Kooper Live」。
1975♪Saturday Night Special♪Lynyrd Skynyrd
1975
サザン・ロックの人気グループ、レーナード・スキナードのサード・アルバム「Nuthin’ Fancy」から、トリプル・ギターが豪快に唸り絡み合う「Saturday Night Special」でスカッと気分爽快。70年代の大スター、バート・レイノルズ主演のアメフト・アクション映画「ロンゲスト・ヤード」に採用されましたね。
1975♪Maybelline♪Ted Nuggent & the Amboy Dukes
1975
テッド・ニュージェント&ジ・アンボイ・デュークスの最後のアルバム「Tooth, Fang & Claw」から、チャック・ベリーのデビュー・シングル「Maybelline」のカバーは野性味溢れる豪快なロックンロール。以後、ソロとして「Ted Nugent」「Free-For-All」「Cat Scratch Fever」「Double Live Gonzo!」と、70年代後半頂点を極める。
永遠に咲く魔法の花「プリザーブドフラワー」【日比谷花壇】
1997♪Who Do You Love? [live]♪Patti Smith
1997
エラス・マクダニエルことボ・ディドリーのナンバー「Who Do You Love?」は、様々なアーティストに取り上げられているエキサイトなR&Bクラシック。パティ・スミスとR&Bとは意外な組み合わせだが、ストーンズをアイドルに持つ彼女なら納得というもの。荒れ狂うパンキッシュなサウンドに、パティがダミ声でがなり立てるの迫力のライヴ。
1976♪Let It Bleed♪Caetano Veloso
1976
これまでロックばかりを愛聴して来た私に、ブラジル音楽入門の切っ掛けを作ってくれたのが、カエターノ・ヴェローゾ。ロック・ファンも興味をそそる、ボサノヴァ風「Let It Bleed」はいかがかな? もちろん知り親しんだストーンズのナンバーだよん。他にも彼はビートルズの「Help」からマイケル・ジャクソンの「Billie Jean」までやってるよ。
1967♪As The Years Go Passing By♪Albert King
1967
アルバート・キングの67年のアルバム「Born Under A Bad Sign」。ついついタイトル曲ばかりに目が行きがちですが、アル・クーパーやフェリックス・パパラルディ、エルヴィン・ビショップ、ボズ・スキャッグスもカバーする「As The Years Go Passing By」という、素晴らしくディープなブルース・ナンバーが隠れていますよ。
1964♪Gone, Gone, Gone♪The Everly Brothers
1964
ズンドコズンドコ、躍動感溢れるドラムが囃し立てれば、ビートの効いた歯切れよいギターががっつり斬り込んで、「Gone, gone, gone really gone」と爽快に駆け抜ける気持ち良さ。世界中を席巻するブリティッシュ・インヴェイジョンに対抗するべく、エヴァリー・ブラザースが挑むナンバー「Gone, Gone, Gone」。
1958♪Farmer John♪Don & Dewey
1958
どっぷりグランジど真ん中、ニール・ヤングの名盤「傷だらけの栄光」にも入っていた、R&Bダイナミック・デュオ、ドン&デューイの騒々しい「Farmer John」。迫力の掛け合い、時折入り込んでくるドンの強烈なギターフレーズ、言葉の響きが心地よいユーモラスな歌詞、ついつい頬も緩むノヴェルティーなサウンドと、今もって新鮮さを失ってない。
1990♪The Lone Arranger♪Orchestra Jazz Siciliana
1990
カーラ・ブレイの作品を取り上げたオーケストラ・ジャズ・シチリアーナのアルバム「Plays the Music of Carla Bley」は、シシリーの小さな村に集うマフィアって雰囲気のジャケットで思わずニヤリ。イタリア語の掛け合い漫才にくすくす、長閑でコミカルな「The Lone Arranger」が最高ですね。
1971♪Cherry Oh Baby♪Eric Donaldson
1971
ポール・サイモンの「母と子の絆」や、エリック・クラプトン「I Shot The Sheriff」など、ロック・ビギナーの私が、これがレゲエのリズムなんだと感心してたところへ、ガツン!と一発噛まされたのがローリング・ストーンズの「Cherry Oh Baby」。オリジナルはジャマイカのシンガー、エリック・ドナルドソン。
1976♪Sunshine Day♪Osibisa
1976
71年、アルバム「Osibisa」でデビューしたアフロ・ロック・グループ、オシビサは、ガーナやナイジェリアなどのミュージシャンによって、69年、ロンドンで結成されたグループです。アフリカン・ドラム、ボンゴ、コンガなどの打楽器が打ち鳴らす躍動感に、エレクトリック・ギター、ブラスが絶妙に絡んで肉体に入り込んでくる。
1968♪Light My Fire♪Jose Feliciano
1968
世界的にホセ・フェリシアーノの名を知らしめたドアーズの「ハートに火をつけて」や日本で大ヒットした「雨のささやき」、また、最近はクラブで人気なスティーヴィー・ワンダーの「ゴールデン・レディー」などで、彼に興味を持たれた方は是非オリジナル・アルバムの素晴らしさも体験してね!
1970♪Mahlalela♪Letta Mbulu
1970
南アフリカ出身のトランペット奏者ヒュー・マセケラの「Hugh Masekela Presents the CHISA Years: 1965-1975 (Rare & Unreleased)」から、同郷の女性シンガー、レッタ・ムブルとの共演ナンバー「Mahlalela」には、広大な大地を思わせるような、どっしりとした力強さが宿る。
1972♪You Can Get It If You Really Want♪Jimmy Cliff
1972
72年、ジミー・クリフ主演の映画「ハーダー・ゼイ・カム」、そのサウンドトラックからオープニング・ナンバーは、トランペットの陽気で明るいフレーズに心ウキウキ、レゲエのリズムで身も軽々、ジミーのまろやかな歌声が元気づけてくれる「You Can Get It If You Really Want」。
1967♪Pata Pata♪Miriam Makeba
1967
ジェリー・ラゴヴォイは、60年代のソウル、R&Bに大いなる足跡を残したプロデューサーでソングライター。ロレイン・エリスンが情熱をどっぷり注ぐ「Stay With Me」やハワード・テイトの切々と歌われる感動のバラッド「Get It While You Can」、南アフリカ出身ミリアム・マケバの陽気で開放的な大ヒット「Pata Pata」など、名曲がいっぱい。
1955♪The Man with the Golden Arm♪Elmer Bernstein
1955
フランク・シナトラ主演、55年映画「黄金の腕」から、エルマー・バーンスタイン作曲の「The Man with the Golden Arm」は、クールでダイナミックなナンバー。英国のグラム・ロック・バンド、スウィートが、74年「Desolation Boulevard」でこのナンバーを取り上げていますね。ミック・タッカーのドラムが大暴れ!
1949♪Mambo N0. 5♪Perez Prado
1949
キューバが生んだキング・オブ・ザ・マンボこと、ペレス・プラードの代表作「マンボNo.5」。この妖艶なナンバーが流れると、ラテンの陽気なリズムに身を任せ、肌を触れ合う開放感。そして、みんなが声を合わせて決めの一発「あぁぁぁぁぁっ〜、うっ!」。これがなかなか難しい奥深さ。
1990♪Apache♪Link Wray
1990
ザ・シャドウズが60年にリリースしたシングル「アパッチ」は、ロック・ファンならおなじみのクールでエキサイトなインストルメンタル・ナンバー。作曲はジェリー・ローダンという英国の作曲家だそうです。50年代末から活躍するギタリスト、リンク・レイのヴァージョンは、よりワイルドで泥臭くキメてますぞ。
1975♪Ain’t That a Shame♪John Lennon
1975
ニューオーリンズが生んだ偉大なるロックンロール・クリエイター、ファッツ・ドミノの大らかな55年シングル「Ain’t That a Shame」。ジョン・レノンは75年「Rock ‘n’ Roll」の中でカバー。猥雑で分厚いサウンド、ジョンの筋金入りのロックンローラーぶりに圧倒される。ガッツリ決めるチープ・トリック・ヴァージョンもカッコいいぞ!
1959♪Harlem Nocturne♪The Viscounts
1959
ザ・ヴィスカウンツの「ハーレム・ノクターン」は、テナー・サックスの悩ましげなブロウに、「あっ、あ〜ん」と熱い吐息が漏れて来そうで、頭の中はとろとろのもやもや! 作曲はアール.ヘイゲン。ラウンジ・リザーズやキング・カーティス、ウィリー・デヴィル、ダニー・ガットンにも取り上げられた有名なジャズ・スタンダード・ナンバーです。
1949♪Foggy Mountain Breakdown♪Flatt & Scruggs
1949
67年、アーサー・ペン監督、アメリカン・ニューシネマの傑作「俺たちに明日はない」。この映画のBGMとして使われたのが「Foggy Mountain Breakdown」。この軽快なブルーグラス・ナンバーは、銀行強盗を繰り返しては逃げ回る、ボニーとクライドのアンチヒーローぶりを愉快に、そしていずれ訪れる悲しい結末をより深く感じさせるかのようで、鮮明な印象を与えます。
1980♪Fujiyama Mama♪Pearl Harbour
1980
パール・ハーバー&ザ・エクスプロージョン解散後、ヴォーカリストのパール・E・ゲイツが発表したソロ・アルバム「Don't Follow Me, I'm Lost Too」は、クラッシュがバックアップした、ご機嫌なパンク&ロカビリー。ワンダ・ジャクソンの57年「Fujiyama Mama」をカバー。「フッ! ッジ、ヤマヤマ」のリフレインがセクシー&エキサイティング!
1979♪Goodbye Pork Pie Hat♪Joni Mitchell
1979
ジャズに傾倒していた70年代中後期のジョニ・ミッチェルが、巨人チャールズ・ミンガスと向き合った、冷ややかな興奮と鎮魂のアルバム「Mingus」。ラスト・ナンバーは、ミンガスのジャズ・スタンダードにジョニが新たに詩を付けた、狂おうしいほどの才気がみなぎる「Goodbye Pork Pie Hat」。
1978♪Aranjuez♪Tomita
1978
77年「惑星」の世界的大ヒット、シンセサイザー・ブームを巻き起こし、広くその名を知られるようになった冨田勲。続くアルバムは、リヒャルト・シュトラウスやワーグナー、ジョン・ウィリアムズ、グリーグ、バッハなど、様々な作曲家の作品から壮大な宇宙をテーマとした「宇宙幻想」。ロドリーゴの「アランフエス協奏曲」は、哀愁を帯びた口笛の調べが果てしない宇宙を想起させる。
至福のひとときを贈るスイーツ&フラワー【日比谷花壇】
1974♪Lady Marmalade♪LaBelle
1974
一聴きしただけでたちまち人々を虜にしてしまう、そんなナンバーのひとつ、ラベルの「Lady Marmalade」。ゾクッとくるイントロ、Hey sister, go sister, soul sister, go sister と怪しげな呪文にかけられたかのように目は虚ろ、三人三用の艶かしい歌声が宙を舞い、ミーターズのグルーヴがねっとり絡み付く。激しい情事の如き虚脱感と充実感。
1972♪Let’s Stay Together♪Al Green
1972
ハイ・レコードを代表する偉大なるシンガー、アル・グリーン。彼の人気を決定づけた72年の「Let’s Stay Together」は、心のひだをくすぐるホーン・セクション、ヌチャッとした粘着質の官能的なリズム、セクシーに揺らめくアルの歌声に、ホロホロ、メロメロ、ヒロヒロ。
1974♪Yes We Can Can♪The Pointer Sisters
1974
ニューオリンズの重鎮アラン・トゥーサンによる、力強いメッセージがこもったファンキーな名曲「Yes We Can Can」。リー・ドーシーや美しきセクシーな四姉妹ポインター・シスターズがリリース。ベネフィット・アルバム「Our New Orleans: A Benefit Album for the Gulf Coast」にはトゥーサン自身のヴァージョンも。
1975♪Living A Little, Laughing A Little♪The Spinners
1975
崇高なピアノのイントロに導かれ、とろけ合う歌声、徐々に弾け出し高みに達する。スピナーズのフィラデルフィア・ソウルを代表する、甘美で華麗なソウル・バラード「Living A Little, Laughing A Little」。プロデューサーでもあるトム・ベルの作品。コステロの物真似がとっても愉快なジョン・ハイアットがカバーしたPVも必見!
1973♪I Can't Stand the Rain♪Ann Peebles
1973
サザン・ソウルを代表する女性シンガー、アン・ピーブルスの「I Can't Stand the Rain」。揺らめきが心地良いアフリカンなイントロ、アンの沸き上がるような力強い歌声、ハイ・サウンド独特のうねり具合にトロトロ、ハートが火照る素晴らしいナンバーです。
1977♪California Dreamin'♪Eddie Hazel
1977
ファンカデリックのギタリストだったエディ・ヘイゼル、77年のソロ・アルバムから、ママス&パパスの代表曲「California Dreamin'」は、縦横無尽、激情のギターがぐるぐると宙を舞い、漆黒の闇に溶け込む、ファンキーなスペース・オペラの如き。
1975♪Love to Love You Baby♪Donna Summer
1975
「I love to love you baby」と妖艶に迫ったかと思えば、甘ったるいキュートな歌声で戯け、さらに「あぁ〜ん、あぁ〜ん」と仰け反っちゃう。75年、ジョルジオ・モロダーのプロデュース、ドナ・サマーの大ヒット「愛の誘惑」は、可愛さといやらしさが同居するセンセーショナルな悶絶ナンバー。
1971♪Funky Nassau♪The Beginning Of The End
1971
西インド諸島、バハマはナッソー出身のホットなファンク・バンド、ザ・ビギニング・オブ・ジ・エンドの大ヒット・ナンバー「Funky Nassau」。ご機嫌なトランペット、陽気なパーカッション、カラッと乾いたギターのカッティング、威勢のいい観光案内に、ついつい腰をくねらせ、カーニヴァル気分で踊り出しちゃう!
♪Summertime♪Billy Stewart
1966
「プルゥルゥルゥルゥ……………ルゥ、チッ、チョッ、チョッ、チキッ、チョ、フゥッ!」と怪鳥の如き威勢のいいユニークな唱法、卓越したテクニックを持つ巨漢のソウル・シンガー、ビリー・スチュワートが、66年、チェスからリリースした「Summertime」は、ジャニス・ジョプリンをもぶっ飛ばすほど物凄く熱いぞ!
1969♪Soul Deep♪Clarence Carter
1969
ウェイン・カーソンは、ボックス・トップスの「The Letter」「Neon Rainbow」「Soul Deep」の作者として知られるカントリー・ミュージシャン。アラバマ出身のソウル・シンガー、クラレンス・カーターも69年アルバム「Testifyin」の中で、大らかで野趣溢れる歌声が胸に迫る「Soul Deep」を披露。
1967♪(Your Love Keeps Lifting Me) Higher and Higher♪Jackie Wilson
1967
ヴァン・モリソンのナンバー「Jackie Wilson Said」でその名を知った、R&Bシンガー、ジャッキー・ウィルソン。「Higher and Higher」は、軽快な演奏に、ジャッキーの高らかな歌声が駆け抜け、ウキウキと心弾む67年のナンバー。77年、リタ・クーリッジの女性ならではのしっとりしたヴァージョンも大好き。
1972♪Respect Yourself♪The Staple Singers
1972
スタックス・レコードと契約を機に、「Respect Yourself」「I'll Take You There」の大ヒットを放ったステイプル・シンガーズ。私はザ・バンドの解散コンサート「ラスト・ワルツ」で彼らの名を、ブルース・ウィリスのアルバム「The Return of Bruno」で「Respect Yourself」を知りました。
1966♪What Becomes of the Brokenhearted♪Jimmy Ruffin
1966
テンプテーションズのデヴィッド・ラフィンを弟に持つ、ジミー・ラフィンの66年、モータウンにおける大ヒット「What Becomes of the Brokenhearted」。ジミーの切々とした歌声に、格調高いバック・コーラス、ファンク・ブラザーズの堅実な演奏が誠実さを物語る、ほろ苦いバラード。
1972♪Theme From Shaft♪Isaac Hayes
1972
スタックス・レコードが行った大規模なコンサート「ワッツタックス」から「Theme From Shaft」。ワウ・ワウ・ギターの最高にイカしたカッティングが否が応でも観衆を鼓舞する長いイントロ、ようやくアイザック・ヘイズが登場! トレードマークのスキン・ヘッドがキラリと光り、オイラもいつの間にか「黒いジャガー」。
1956♪I Put a Spell on You♪Screamin’ Jay Hawkins
1956
あまりにもストレンジでオドロオドロしいナンバー「I Put a Spell on You」は、スクリーミン・ジェイ・ホーキンスの56年オーケー・レコーズからのリリースです。彼の音楽はどのジャンルに属するのかと調べてみれば、R&B、R&R、そしてショック・ロックとある。あぁ〜驚いちゃった!
1978♪Tonight Is The Night♪Betty Wright
1978
「Claen Up Woman」の大ヒットで知られるレディ・ソウル、ベティ・ライト。78年のライヴ・アルバム「Betty Wright Live」から「Tonight Is The Night」は、ねっとりとしたベース・ラインに腰をくねらせ、粘り着くようでくぐもった彼女のハスキー・ボイスが可愛らしくてエッチに絡まる。
1959♪I Only Have Eyes for You♪The Flamingos
1959
フラミンゴスのドゥワップ・クラシック「I Only Have Eyes for You」は、ふわふわと夢見るような心地良さ。このナンバーの作者は、エラ・フィッツジェラルドの「Lullaby of Broadway」やハーパーズ・ビザールの「Chattanooga Choo Choo」、エタ・ジェイムズの「At Last」で知られるハリー・ウォーレン。
1969♪Ice Cream Song♪The Dynamics
1969
デトロイト出身のソウル・グループ、ザ・ダイナミックス、69年のヒット「Ice Cream Song」。「Cause I love you, I love you, I love you, Good God almighty」と畳み掛けてくるうっとりするようなサビにトロトロにとろけちゃう。甘く切ないグレイトなソウル・バラード。
1968♪Chain of Fools♪Aretha Franklin
1968
偉大なるレディ・ソウル、アレサ・フランクリンの68年アルバム「Lady Soul」から、オープニングからぐいぐいと惹きこまれる大迫力のジャンプ・ナンバー「Chain of Fools」。作者はドン・コヴェイ、プロデューサーはジェリー・ウェクスラー。
1972♪In the Rain♪The Dramatics
1972
激しい雨音、轟く雷鳴、風が吹き荒れる劇的なイントロ。恋の痛手を癒すかのように木霊するギター、各々のヴォーカル・パートが甘くまったりと絡まり合い、優雅なオーケストレーションがやさしく包むソウル・バラードの傑作、ドラマティックスの72年大ヒット「In the Rain」。
1971♪Hard Times♪Baby Huey
1971
カートム・レコーズから、夭折のR&Bシンガー、ベイビー・ヒューイの唯一のアルバム「The Baby Huey Story: The Living Legend」。プロデューサーでもあるカーティス・メイフィールド作の「Hard Times」は、不穏な雰囲気漂う重量級のサイケ風サウンド、冷ややかなグルーヴ感に目が覚める。
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1969♪Suite: Judy Blue Eyes♪Crosby, Stills & Nash
1969
クロスビー、スティルス&ナッシュの69年デビュー・アルバムから、「組曲: 青い目のジュデイ」はスティーヴン・スティルスの作品。アコースティック・ギターの開放感溢れるラテン・フレーバーに、さわやかなハーモニーがとろける、70年代の幕開けを告げる珠玉のナンバー。
1972♪Pink Moon♪Nick Drake
1972
ブリティッシュ・フォーク、孤高のシンガー・ソングライター、ニック・ドレイクのラスト・アルバム「Pink Moon」から、ちょっと物思いに耽る果敢なげなメロディ、メランコリーで純粋無垢なタイトル・ナンバー「Pink Moon」。
1966♪La Poupee Qui Fait Non♪Michel Polnareff
1966
70年代、日本で絶大なる人気を誇ったフランスのロックスター、ミッシェル・ポルナレフ。66年のデビューEPから 「non, non, non, non」のリフレインに胸がキュンとしちゃう「ノンノン人形」。ロン・ウッドが在籍していた英国のビート・グループ、ザ・バーズもレコーディングしてますね。
1978♪Time Passages♪Al Stewart
1978
英国のシンガー・ソングライター、アル・スチュワート。アラン・パーソンズにプロデュースを委ね米国進出を果たした「Year of the Cat」に続く、78年アルバム「Time Passages」から、揺らめくエレピのフレーズが心地よい「Time Passages」は、大ヒットしたしなやかな名曲。
2000♪Party Girls & Broken Poets / Gloria♪Elliott Murphy
2000
NY出身のストリート・ロッカー、エリオット・マーフィー。「April: A Live Album」から、84年アルバムのタイトル・ナンバー「Party girls & Broken Poets」は、ゼムの代表曲「Gloria」を織り込んだ、オリビエ・ デュランドとの白熱アコースティック・ライヴです。
1974♪The Road and the Sky♪Jackson Browne
1974
ジャクソン・ブラウンの74年のアルバム「Late For The Sky」から、デヴィッド・リンドレーのエレクトリック・ギターが豪快に唸りを上げる、最高にご機嫌なロックンロール「The Road and the Sky」。
1978♪Baker Street♪Gerry Rafferty
1978
グラスゴーのポール・マッカートニーこと、シンガー・ソングライターのジェリー・ラファティー、78年のアルバム「City to City」から大ヒットした「霧のベイカー・ストリート」。優雅でうっとりする美しいメロディ、ラファエル・レーヴェンズクロフトの官能的なサックスが素晴らしい。
1975♪Here, There and Everywhere♪Emmylou Harris
1975
あかね色に染まる美しい夕暮れ時、遠目に景色を眺め、ゆったりした気分を味わう。そんな時にピッタリなのが、エミルー・ハリスの「Here, There and Everywhere」。イントロをカット、テンポを落とし、語りかけるような彼女の歌声が、控え目のバックサウンドととろけ合い、うっとりする芳醇さを漂わす絶品ナンバー。
1993♪Something Wild♪John Hiatt
1993
米国で最も信頼のおけるシンガー・ソングライター、ジョン・ハイアット。充実のA&M時代、93年アルバム「Perfectly Good Guitar」から、オープニングは無骨なパワーでぐいぐい押しまくる、ワイルドで無敵のR&Rナンバー「Something Wild」。
1982♪Chinese Cafe♪Joni Mitchell
1982
ゲフィン・レコード移籍後、初のアルバムは、ロックンロールの躍動感に満ちあふれた「恋を駈ける女」。オープニングは、ベースの重低音にジョニのアコースティック・ピアノが寄り添い導かれる神々しさ、ライチャス・ブラザーズのフレーズを織り込んだ珠玉のバラッド「Chinese Cafe/ Unchained Melody」。
1970♪Yellow Roses♪Heron
1970
英国のフォーク・グループ、ヘロン。彼らがドーン・レーベルに残した2枚のアルバム「Heron」と「Twice As Nice & Half the Price」は、いずれもほのぼのとした牧歌的な雰囲気に浸れる名盤。野山へ散歩に出掛け、小鳥のさえずりを聞きたくなるよいな「Yellow Roses」をどうぞ。
1995♪You’re Breakin’ My Heart♪Peter Wolf
1995
素晴らしいアーティストが参加したハリー・ニルソンのトリビュート・アルバム「For the Love of Harry: Everybody Sings Nilsson」から、ピーター・ウルフが「シュミルソン二世」収録の「You’re Breakin’ My Heart」をやんちゃにカバー。
1970♪Sad Lisa♪Cat Stevens
1970
キャット・スティーブンスの70年アルバム「父と子」から、雨音を思わせるようなしっとりとしたピアノの美しい調べ、ヴァイオリンとストリングスが儚さを奏で、悲しげなリフレイン「Lisa Lisa, sad Lisa Lisa」に涙がほろり。
1973♪Brother Sun Sister Moon♪Donovan
1973
美しく可憐なジュディ・バウカーの魅力に一目惚れ、フランコ・ゼフィレッリ監督の73年「ブラザー・サン シスター・ムーン」は、聖フランチェスコの半生を描いた青春映画。音楽を担当したのはドノヴァンだが、果たしてサウンドトラックは発売されたのでしょうかね? 必死に探してるたタイトル曲「Brother Sun Sister Moon」がドノヴァンの編集盤でも未だ収録されず。
1977♪Rock ‘N’ Roll with the Modern Lovers♪Jonathan Richman
1977
「Rock ‘N’ Roll with the Modern Lovers」収録の「Egyptian Reggae」はかなり胡散臭い無国籍インストゥルメンタル。銅鑼の音が鳴り響き、どこがエジプトで、どこがレゲエなの? アーティストが実験的、あるいはお遊びでシングルB面にインストを入れたりしますが、ジョナサンはA面で発表されてごじゃりました。
1979♪Why’d Ya Do It?♪Marianne Faithfull
1979
79年、苦難の暗黒時代を乗り越え、見事な復活の狼煙を上げた傑作アルバム「Broken English」。ニューウェーブ、パンク時代を見据えた力強い作品で、縦横無尽に切り込む神経質なギターにハートがヒリヒリ、地獄から這い上がったガラガラ声で歌われる赤裸々で強力なレゲエ・ナンバー「Why’d Ya Do It?」は圧巻です。
1972♪Ventura Highway♪America
1972
アメリカの72年セカンド・アルバム「Homecoming」のオープニングは、デューイ・バネル作の詩情豊かなナンバー「Ventura Highway」。日本人の細やかな心の琴線にもふれる、しっとりとしたメロディに、アコースティック・ギターの軽やかなフレーズが巡り巡る。
1978♪Lawyers, Guns and Money♪Warren Zevon
1978
「ロンドンの狼男」の大ヒットを生み、シンガー・ソングライター、ウォーレン・ジヴォンの名を世界的に広めた78年アルバム「Excitable Boy」から、拳を振り上げたくなるような、気骨のある勇ましいロックンロール・ナンバー「Lawyers, Guns and Money」。
1973♪Sugar Me♪Lynsey De Paul
1973
キラキラ輝く魅惑のブロンド、殿方を誘惑する口元のホクロがとってもセクシィ、妖艶なお姉さん、リンジー・ディ・ポールは、男を虜にする色っぽいシンガー・ソングライター。甘くセクシィな囁き、魔力のようなビートがクラクラしちゃう官能的ナンバー「Sugar Me」は、72年、彼女のデビュー・ヒット。
1978♪Comes A Time♪Neil Young
1978
ニール・ヤングの78年アルバム「Comes A Time」から、カントリー・フレーバーいっぱい、晴れ晴れとした気分にしてくれる「今がその時」。愛しのニコレット・ラーソンを大胆にフューチャーし、フィドルがウキウキ高揚させる、ご機嫌なナンバーです。
1981♪Stop Draggin' My Heart Around♪Stevie Nicks
1981
天真爛漫でキュートな魅力のスティーヴィー・ニックス。彼女の人気を決定づけたのが、初のソロ「麗しのベラドンナ」。ふんわりカールさせた美しいブロンド、肌が透けるような薄物の黒い衣装がひらひら。「嘆きの天使」は、トム・ペティとの気怠いデュエット、エッジの効いたサウンド、最高に妖艶で耽美なシングルです。
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