[ ibushigin records ]
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1976♪Nobody's Fault♪Aerosmith
1976
プロデューサー、ジャック・ダグラスとのコンビネーションもバッチリ! エアロスミスの人気を決定づけた76年傑作アルバム「Rocks」。77年1月の初来日もありよく聴きました。お気に入りの「Nobody's Fault」は、ブリティッシュ・ハードの流れを汲むヘヴィなナンバー。「Sorry, You're so sorry, Don't be sorry」と駆け上がり、地べたにへばりつき管を巻く、けたたましい叫び。ずっしり食い込むドラム、身悶えるリード・ギター、重厚なリフの応酬にすっかり羽交い締め、容赦なくもみくちゃにされるぜ。
1992♪Thorn In My Pride♪The Black Crowes
1992
久しぶりMTVにチャンネルを合わせれば、ミュージック・ビデオから流れてきたのは、アコースティック・ギターの心安らぐフレーズ、ハモンド・オルガンのじんわり染み入る朗らかな音色。あぁ〜、ロックとは懸け離れてきた90年代の音楽シーンに救世主を感じた瞬間。丸いサングラスにロング・ヘア、細身のシンガーの大らかでハスキーな歌声、ヒュンヒュン唸るエレクトリック・ギター、身をくねらせるアーシーなグルーヴ、ゴスペル・フィーリングたっぷりの熱いコーラス、70年代が甦るハート揺すぶるザ・ブラック・クロウズのサザン・ソウル・バラッド「Thorn In My Pride」。
1981♪Anytime At All♪Nils Lofgren
1981
ブルース・スプリングスティーンのナンバー「裏通り」に由来するという、MCA傘下のレーベル、バックストリート・レコーズは79年設立。トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズの「破壊」が有名ですね。ニルス・ロフグレンもまたこのレーベルから81年アルバム「Night Fades Away」をリリース。私はニルスのちょっぴり鼻にかかった甘酸っぱい歌声が大好き!ビートルズのカヴァー「Anytime At All」をエネルギッシュにかっこ良くきめ、「In Motion」における、ニルスのギターとチャック・フィンドレーのトランペットの緊迫感に満ちた応酬に熱くなる。
1978♪Spanish Moon♪Little Feat
1978
ネオン・パークが描く、ハンモックで寛ぐにっこりトマトちゃん、リトル・フィートの78年「Waiting for Columbus」は、彼らのダイナミックな名演が楽しめる、ワクワクご機嫌なライヴ・アルバム。ハイライトは何と言っても「Spanish Moon」、異郷へと誘うコンガのリズム、やがてベースとドラムも加わり粘っこさを増し自然と腰を揺らす、ホーン・セクションも意気揚々、大きな広がりを醸すシンセ、ドスの利いた呪術的なリフレイン。それらを大鍋でぐつぐつと煮込む、妖しげな香りのニューオリンズ風ファンキー・スープ、一度味わえばもう逃れられない、リトル・フィートの虜。
1980♪Hot Night In A Cold Little Town♪John Cougar
1980
昔々録り溜めたエアチェック・テープを久々に聴いてみた。FMラジオのお気に入り番組「ライブ・フロム・ザ・ボトムライン」のステージからジョン・クーガー&ザ・ゾーン。アルバム「ジョン・クーガー」「夜を見つめて」からのナンバーを次々とワイルドに打ち噛ます。エネルギッシュでキレがあるザ・ゾーンの演奏に観客もワイワイ興奮気味! さてこのバンド、「夜を見つめて」のクレジットから察するに、マイク・ウォンチック、ラリー・クレイン、ケニー・アロノフのメレンキャンプ黄金期のメンバーでしょう。そりゃ〜興奮するわなぁ〜。ドン・ゲーマンにプロデュースを委ねるちょい前です。
1978♪I Could Hurt You♪The J. Geils Band
1978
「入っちゃダメよ!」と力強いブルーの手形が阻止、以後、彼らのトレードマークとなる、J・ガイルズ・バンドの78年アルバム「サンクチュアリ (禁猟区)」。オープニングにしてはいささか地味目だが、じわじわとハートを熱くするミディアム・テンポの「I Could Hurt You」が大好き。ズンっと一斉に音を出した瞬間に感じるバンドの一体感、長年鍛えたバンドのノリは最高。ピーター・ウルフの独特の節回し、J・ガイルズのワイルドなギター、セス・ジャストマンのご機嫌なピアノ、マジック・ディックのハープも冴えてるぜ!
1983♪When You Were Mine♪Mitch Ryder
1983
アルバム「American Fool」「Uh-Huh」の大ヒット、破竹の勢いのジョン・クーガー・メレンキャンプがプロデュースした、彼のアイドル、ミッチ・ライダーの83年アルバム「Never Kick A Sleeping Dog」から、プリンスのカバー「When You Were Mine」は、バンドのダイナミックな演奏にミッチのシャウトが冴えるイカしたナンバー。そのミュージック・ビデオには、キラキラ衣装、グラマーなボディを官能的にゆさゆさ揺らす、キトゥン・ナティビダッド嬢が登場! 彼女はラス・メイヤーの作品の常連だそうな。僕、すっかりファンになっちゃった!
1989♪Joey♪Bob Dylan
1989
「偉大なる復活」「激しい雨」「武道館」「リアル・ライブ」と、様々な表情を見せるボブ・ディランのライヴ・アルバム。バック・バンドも、ザ・バンドやトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズなどのグループから、ミック・ロンソンやT・ボーン・バーネット、ミック・テイラーなどの強者まで多彩。しかし、89年アルバム「ディラン&ザ・デッド」で、グレイトフル・デッドと共演したのには正直驚かされました。リリース当時、ゆるゆるのグルーヴ感が好きになれなかったけど、今ではジェリー・ガルシアの大らかなフレーズに陶酔する大好きな1枚。あぁ〜、もっと聴きたい。
1979♪Guitars And Women♪Rick Derringer
1979
如何にもロック・スターって名前のリック・デリンジャー。70年代には、ジョニー・ウィンターやエドガー・ウィンターらとの活動や、自らのグループ、デリンジャーを率い、アメリカン・ハードのギタリストとしてその名を上げました。79年ソロ「Guitars And Women」は、トッド・ラングレンとリックの共同プロデュース。うっとりする爽やかなメロディの「Something Warm」、畳み掛けるハードなギターに大興奮、コーラスもイカしてる「Guitars And Women」、リフが無茶苦茶カッコいいぞ、縦横無尽に暴れるリードも最高な「Man In The Middle」、ゴリゴリのアメリカン・ハードで突っ走る「It Must Be Love」など、魅力的なナンバーが多いよ。
1978♪Adam Raised A Cain♪Bruce Springsteen
1978
ブルース・スプリングスティーンの出世作と言えば、75年アルバム「明日なき暴走」だが、私が彼の名を知ったのは、それより遅れて、パティ・スミス・グループの78年大ヒット「Because the Night」の共作者として。そして、その年の6月にリリースされた彼の「闇に吠える街」は私の大好きなアルバムです。一番惹かれたナンバーは、NYパンクの流れを汲むストリート・ロックに感じる、ずっしりと重いビートに、鬱積したヘヴィなギター、ブルースの雄叫びが裏返り、男衆が「イェ〜」と野太い声で答えるスリリングな「Adam Raised A Cain」です。
1981♪Mercury Blues♪David Lindley
1981
ライ・クーダーやジャクソン・ブラウン、ウォーレン・ジボンなど、数多くのアーティストのアルバムでその名を見かける、腕利きギタリスト、デヴィッド・リンドレー。えっ、その邦題で大丈夫なの? と驚いた、81年、彼の初ソロ・アルバム「化けもの」から、ズンドコズンドコ、自慢のエンジンの調子は絶好調、さぁ行くぜ、ひたすらまっしぐら! パーカッションが軽快に風を切り、バンド一丸となって豪快にぶっ飛ばす! 人を食ったような忙しげなヴォーカル、唸りを上げるラップ・スティール・ギターの爆音がなんと気持ちいい事、ハチャメチャに楽しい「Mercury Blues」にしびれる〜ん!
1972♪Then Came the Last Days of May♪Blue Öyster Cult
1972
深夜のFMラジオから流れてきたクールなバラッド「5月の最後の日」は、ニューヨーク出身のヘヴィメタル・バンド、ブルー・オイスター・カルトを深く印象付けたナンバー。72年デビュー・アルバム「狂気への誘い」に収録。日本では「炎の街」をB面にシングル・カット。誘い込むかのようなコーラス、夜の静寂に溶け込む冷え冷えとしたギターにうっとり、魂を癒す名曲です。作者はリード・ギタリストのドナルド・"バック・ダーマ"・ローザー。彼が82年ソロ・アルバム「Flat Out」をリリースしてたとは知らなかった、聴いてみたいな。
1967♪You Keep Me Hanging On♪Vanilla Fudge
1967
「ねっとり、こってり、ぐっちょり、ぐにょぐにょ、これがサイケか?」、ヴァニラ・ファッジの「You Keep Me Hanging On」を初めて聴いた時の印象はそんなだったかな。今ではヘヴィメタルの始祖だと感じるんだけど。メンバーのカーマイン・アピスを招いてロッド・スチュワートもカヴァー、悲哀はらむヴォーカルがいいんだよね。
1969♪Suite: Judy Blue Eyes♪Crosby, Stills & Nash
1969
クロスビー、スティルス&ナッシュの69年デビュー・アルバムから、「組曲: 青い目のジュデイ」はスティーヴン・スティルスの作品。アコースティック・ギターの開放感溢れるラテン・フレーバーに、さわやかなハーモニーがとろける、70年代の幕開けを告げる珠玉のナンバー。
1975♪Maybelline♪Ted Nuggent & the Amboy Dukes
1975
テッド・ニュージェント&ジ・アンボイ・デュークスの最後のアルバム「Tooth, Fang & Claw」から、チャック・ベリーのデビュー・シングル「Maybelline」のカバーは野性味溢れる豪快なロックンロール。以後、ソロとして「Ted Nugent」「Free-For-All」「Cat Scratch Fever」「Double Live Gonzo!」と、70年代後半頂点を極める。
1975♪Saturday Night Special♪Lynyrd Skynyrd
1975
サザン・ロックの人気グループ、レーナード・スキナードのサード・アルバム「Nuthin’ Fancy」から、トリプル・ギターが豪快に唸り絡み合う「Saturday Night Special」でスカッと気分爽快。70年代の大スター、バート・レイノルズ主演のアメフト・アクション映画「ロンゲスト・ヤード」に採用されましたね。
1995♪I Stand Alone♪Al Kooper
1995
ブルース・プロジェクトに、ブラッド・スウェット&ティアーズ、ソロ、それから、プロデュースを手掛けたレーナード・スキナード、セッションに参加したストーンズの「無情の世界」、はたまたキング・クリムゾンの「ハートビート」まで、アル・クーパーの主だった仕事を網羅したライヴ・アルバム「Soul of a Man: Al Kooper Live」。
1982♪Lyin’ in a Bed of Fire♪Little Steven & the Disciples of Soul
1982
リトル・スティーヴンことスティーヴ・ヴァン・ザントは、ご存知ブルース・スプリングスティーン & ザ・Eストリート・バンドのギタリスト。82年、初のソロ・アルバム「Men Without Women」から、ロックの救世主はボスだけじゃないぞ! とド迫力のオープニング「Lyin’ in a Bed of Fire」。
1977♪Christine Sixteen♪Kiss
1977
キッスの77年アルバム「Love Gun」から、忙しないピアノのイントロにざっくり斬り込んでくるキャッチーなギターリフ、「クリスティ〜ン♪ シックスティ〜ン♪」の韻を踏んだコーラスが艶かしく気持ちいい、ジーン・シモンズがセクシーに誘うロック・ナンバー「Christine Sixteen」。
1978♪Having A Party♪Southside Johnny & the Asbury Jukes
1978
ニュージャージー出身のサウスサイド・ジョニー、イカした仲間ジ・アズベリー・ジュークスを率いて、R&Bやソウル、ブルースに根ざしたご機嫌な音楽で楽しませてくれます。76年のデビューから順調にアルバムを発表。そんな彼らの絶頂期ライヴ音源「1978: Live In Boston」から、ステージの定番人気曲サム・クックの「Having A Party」。
1972♪Rock ‘n’ Roll♪Detroit
1972
ヒット・ナンバー「悪魔とモリー」でおなじみ、60年代のブルー・アイド・ソウル・シャウター、ミッチ・ライダーが新たにバンドを組み、アメリカン・ハード・ロックに挑んだ、その名も「Detroit」。ボブ・エズリンをプロデューサーに迎え、ルー・リードの名曲「Rock ‘n’ Roll」をスリリングにダイナミックにカバー。
1973♪Rock the Nation♪Montrose
1973
そのスピードは雷鳴轟く稲妻の如し、すべてを蹴散らし、驀進する未来のマシン。73年、豪腕ギタリスト、ロニー・モントローズ率いる、モントローズのファースト・アルバムのオープニング・ナンバー「Rock the Nation」は、ザラザラとざらついた変化自在のギターが時空をも震わす。
1979♪Refugee♪Tom Petty & the Heartbreakers
1979
トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズの人気を決定付けた、79年のサード・アルバム「破壊」からタイトで陰りあるヒット・シングル「逃亡者」。歌心溢れるマイク・キャンベルのギターに、ベモント・テンチの温もりあるオルガンが寄り添い、トム・ペティがヒステリックにシャウトする。パンク、ニューウェーヴ、MTV時代も乗り越えた偉大なるグループです。
1979♪Scratch My Back♪The Fabulous Thunderbirds
1979
ファビュラス・サンダーバーズの魅力は、庶民的なオッチャンらの、テクニックこだわらないノリ重視の姿勢がたまらない。79年、デビュー・アルバム「Girls Go Wild」から、キム・ウィルソンのハーモニカとジミー・ヴォーンのギターがねっとり絡む、長閑なテキサス・ブルース「Scratch My Back」が私のお気に入り。
1979♪I Thank You♪ZZ Top
1979
デヴィッド・ポーターとアイザック・ヘイズのコンビによる、サム&デイヴのヒット・シングル「I Thank You」。ZZトップは79年アルバム「皆殺しの挽歌」のオープニング、ぐっと重心を落として不穏な雰囲気立ち込める危険なナンバーとして取り上げました。
1973♪Show Biz Kids♪Steely Dan
1973
スティーリー・ダンの73年アルバム「エクスタシー」から、リック・デリンジャーの泥臭いスライド・ギターがブイブイ唸り、セクシーな呪文の如きクールでホットな女性ボーカルが気持ちいい、黒光りするグルーヴィーな「Show Biz Kids」は、聴く者を朦朧とさせる魔力を備えたロック・ナンバー。
1973♪(Ain’t Nothin’ But A) Houseparty♪The J. Geils Band
1973
フィラデルフィア出身のソウル・グループ、ザ・ショウストッパーズのヒット・ナンバー「(Ain’t Nothin’ But A) Houseparty」を、J. ガイルズ・バンドは73年のアルバム「Bloodshot」の度肝を抜かれるオープニングで、如何わしく、挑発的、危険な香りいっぱいのロックンロールに仕上げました。
1974♪Babylon♪New York Dolls
1974
シャングリラスでおなじみ、シャドウ・モートンにプロデュースを委ねた、ニューヨーク・ドールズのセカンド「悪徳のジャングル」から、口笛の合図、「カモン! ボーイズ」の掛け声、ドタバタとぶっきらぼうなサウンド、ジョニー・サンダースとシルヴェイン・シルヴェインのギターが激しくぶつかり、デヴィッド・ヨハンセンが猥雑に吼えるイカしたロックンロール「Babylon」。
1978♪Life’s Been Good♪Joe Walsh
1978
69年、ジェイムス・ギャングでデビュー、その後、バーンストーム、イーグルス、そしてソロとアメリカン・ロックの王道を突き進むジョー・ウォルシュ。78年の夏、もっとも良く聴いたのが、彼のソロ・アルバム「ロスからの蒼い風」から、レゲエのリズムに乗って繰り出されるダイナミックな8分を超える大作「この人生に賭けて」。
1974♪Black Water♪The Doobie Brothers
1974
ドゥービーといえば、カラッとした豪快なギター・サウンドのイメージが強いが、アコースティックの優しい響き、ハーモニーを活かした陰りありサウンドも得意。74年のヒット曲「Black Water」は、透明感のあるカラカラという音から徐々にフェードインするイントロ、アコースティック・ギターとハーモニー、そしてヴィオラの交錯するサウンドにハートはトロリと蕩ける。
1977♪Jet Airliner♪The Steve Miller Band
1977
「The Joker」「Fly Like an Eagle」「Book of Dreams」と立て続けにプラチナ・アルバムをリリースした、70年代を代表するアメリカン・ロック、スティーヴ・ミラー・バンド。カラッと乾いたファンキーなギターリフが魅力の大ヒット「Jet Airliner」だが、ウィキペディアによれば、このリフは、クリームによるロバート・ジョンソン作「Crossroads」から引用だとか。へぇ〜!
1970♪I’m Your Captain♪Grand Funk Railroad
1970
ミシガン州フリント出身、マーク・ファーナー 、メル・サッチャー、ドン・ブリューワーの3人は、最強のロック・トリオとして、69年「On Time」でレコード・デビュー。怒濤の勢いで70年代を駆け抜けて行きました。汗びっしょり、上半身裸で腰をくねくね、熱血パフォーマンス。やはり肉体派ロック、裸のパフォーマーの開祖はマーク・ファーナー さんに決定でしょう。
1981♪Spooky♪Atlanta Rhythm Section
1981
78年「Champagne Jam」が大ヒットした、ジョージア州アトランタ出身のアトランタ・リズム・セクション。この81年のライヴでは、なんとダスティ・スプリングフィールドでおなじみ「Spooky」を取り上げているじゃありませんか。調べてみれば、オリジナルはクラシックスIV。このソフト・ロックのバンドが、後々ARSに発展するとは…。
1979♪Highway Song♪Blackfoot
1979
サザン・ロックのメッカ、米国フロリダ州ジャクソンヴィル出身のブラックフット。79年アルバム「真紅の砦」はアメリカン・ハードロック魂が沸々と沸き立つ、猛毒アルバムです。その中から、彼らの代表曲「Highway Song」は、レイナード・スキナードの「フリー・バード」にも匹敵するギターせめぎ合いが実にスリリング。
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