[ ibushigin records ]
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1976♪TNK (Tomorrow Never Knows)♪801
1976
張り詰めた空気の中、ボォ〜ンと鳴るベース、背後でキーボードが蠢き、コロコロと忙しなくシンセサイザーが始動、粘りある強力なリズム、冷ややかにギターが身悶え、無機質でモゾモゾしそうなイーノのヴォーカルが異様な音空間に誘う。ロキシーのギタリスト、フィル・マンザネラを中心とするプロジェクト、801のライヴから「TNK」は、ご存知ビートルズがサイケの扉を開いた異彩を放つ名曲「Tomorrow Never Knows」。ロス・ロボスのカヴァーも必聴。
1970♪Yellow Roses♪Heron
1970
英国のフォーク・グループ、ヘロン。彼らがドーン・レーベルに残した2枚のアルバム「Heron」と「Twice As Nice & Half the Price」は、いずれもほのぼのとした牧歌的な雰囲気に浸れる名盤。野山へ散歩に出掛け、小鳥のさえずりを聞きたくなるよいな「Yellow Roses」をどうぞ。
1972♪Space Truckin'♪Deep Purple
1972
ディープ・パープルの言わずと知れた71年の名盤「Machine Head」。オリジナル音源のリマスターに、ロジャー・グローヴァーのリミックス・ディスクが加わった25周年の「Anniversary 2CD Edition」がお勧め。私のお気に入りは、猛然と襲いかかる竜巻の如きハードロック「Space Truckin'」。ぐいぐいとテンションも最高潮。
1981♪Rock ‘n’ Roll Preacher (Hallelujah Im On Fire)♪Slade
1981
不穏な空気が漂う嵐の中、厳かなオルガンの音色、雷鳴が轟き、ノディ・ホルダー牧師の巻き舌で塩辛い濁声が木霊する、さらに大きな雷鳴が…、「ハレルヤ、アイム・オン・ファイアー♪」、さぁ、突っ走れ! ハイテンションで危ないロックンロールお説教。スレイドの最高にご機嫌な「Rock And Roll Preacher」は、私の大好きなクレイジーでラウドなナンバーです。
1976♪Modern Music♪Be Bop Deluxe
1976
時代の狭間を去来するモダン・ロックの教祖ビー・バップ・デラックスが産み落とした傑作コンセプト・アルバム「Modern Music」。人工美に彩られたようなハリウッド・ロマンス、息つく暇も与えぬ恍惚の組曲「Modern Music」は圧巻。人工甘味料たっぷり、ポップでモダンなビー・バップ・ワールドをご満喫あれ。
1970♪War Pigs♪Black Sabbath
1970
アメリカン・インターナショナル・ピクチャーズ63年作ボリス・カーロフ主演の「ブラック・サバス/恐怖!三つの顔」から命名されたブラック・サバス。彼らの70年セカンド・アルバム「Paranoid」から、地を這うような重苦しいギターリフに戦々恐々のサウンド、暗闇から襲いかかってくようなとおどろおどろしい「War Pigs」。
1978♪Follow You Follow Me♪Genesis
1978
ピーター・ガブリエル、アンソニー・フィリップス、スティーヴ・ハケットと次々にバンドを離れ、とうとうの3人になってしまったジェネシス。78年、その状況を笑い飛ばすかのようなアルバム「そして3人が残った」を発表。チャイニーズ風の愛らしいフレーズを織り込んだポップなナンバー「Follow You Follow Me」がヒット、80年代のブレイクへの足掛かりとなりました。
1969♪Si Tu Dois Partir♪Fairport Convention
1969
フェアポート・コンヴェンションの69年アルバム「Unhalfbricking」から、サンディ・デニーがフランス語でキュートに歌う「Si Tu Dois Partir」。あれっ、どこかで聴いたことがある親しみやすいメロディは、マンフレッド・マンでおなじみ、ボブ・ディラン作の「If You Gotta Go, Go Now」。
1973♪Jerusalem♪Emerson, Lake & Palmer
1973
H・R・ギーガーのおどろおどろしい不気味なジャケットにギョッとする、エマーソン・レイク&パーマーの73年の大傑作「恐怖の頭脳改革」。このアルバムのオープニングを飾るのは、グレッグ・レイクの朗々たる歌声に導かれる、ウィリアム・ブレイクの詩に作曲家ヒューバート・パリーが曲を付けた、威厳漂う重厚な「聖地エルサレム」。
1971♪We Can Swing Together♪Lindisfarne
1971
ニューカッスル出身のリンディスファーン、70年デビュー「Nicely Out of Tune」から「We Can Swing Together」はゆったりとしたメロディが底知れぬ力強さを感じさせるほのぼのナンバー。この地から登場したアーティストといえば、ジ・アニマルズに、ブライアン・フェリー、スティング、ダイアー・ストレイツなど、造船、炭坑の街らしく、いかにも男臭い。
1974♪Didn't Feel Lonely Till I Thought of You♪Kevin Ayers
1974
ルパート・ハインをプロデューサーに、多彩なゲストを招いた、ケヴィン・エアーズの74年アルバム「夢博士の告白」から「Didn't Feel Lonely Till I Thought of You」は、オリー・ハルソールの悶絶ギターに昇天しつつも、ケヴィンのどこか浮世離れした呑気な歌声が微笑ましいウキウキなロックンロール。
1979♪Diamonds and Rust♪Judas Priest
1979
「ドンナ・ドンナ」で有名な米国のフォーク・シンガー、ジョーン・バエズの75年のヒット曲「Diamonds and Rust」をメタル・ゴッド、ジューダス・プリーストがカバー。う〜ん、メロディアスな泣きのバラードがメタルにぴったりはまる。ロブ・ハルフォードみたいな鋲打ちレザー・ジャケットを着て、ひと暴れしてみたくなっちゃたぞ。
1979♪Rock ‘n’ Roll Fantasy♪Bad Company
1979
「Desolation Angels」から、第一弾シングルは元気溌剌「Rock ‘n’ Roll Fantasy」。イントロのギターでいきなりノックアウト、粘りあるベース・ラインがぐいぐい引っぱり、シンセ・ドラムがチープな彩りを添える、キャッチーなナンバー。この当時、目新しいシンセ・ドラムがロックに結構導入されてたんですよ。
1971♪Miss Judy’s Farm♪Faces
1971
フェイセズの71年アルバム「馬の耳に念仏」から、ロッド・スチュワートとロン・ウッドによるオープニング・ナンバー「Miss Judy’s Farm」は、重心の低いぶっきらぼうなグルーヴに、ゴツゴツとイカしたギターリフ、やんちゃで小気味いいキーボード、ロッドの塩辛いヴォーカルが一丸となって、ドタバタと暴れまくるご機嫌なロックンロール。
1972♪My Friend the Sun♪Family
1972
英国のバンド、ファミリー、メンバーのロジャー・チャップマンとジョン・チャーリー・ホイットニーの書く味わい深いナンバーの数々は、通をも唸らすいぶし銀の佇まい。72年アルバム「Bandstand」から、トラッド・フォーク調の「My Friend the Sun」は、英国の田園風景を思わすような枯れた味わいが心を洗うしっとりした名曲。
1974♪Too Rolling Stoned♪Robin Trower
1974
ブリティッシュ・ビート・グループ、パラマウンツ、そしてプロコル・ハルムのギタリスト、ロビン・トロワー。71年にグループを脱退後、初のソロ・アルバム「Twice Removed from Yesterday」に続く、74年彼の代表作「Bridge of Sighs」から「Too Rolling Stoned」はダークなスペース・オペラ的な広がりを見せる壮大なブルース・ナンバー。
1972♪Rock and Roll Queen♪Mott The Hoople
1972
M.C.エッシャーの爬虫類リトグラフを使ったモット・ザ・フープルの69年デビュー・アルバム「Mott the Hoople」。あれっ、色が付いてるぞ! エッシャーは72年3月に亡くなってますから、存命中のリリースだったわけですね。ゴツゴツとしたギターリフがカッコいいストーンズ風ロックンロール「Rock and Roll Queen」が大好き。
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